世界史図録ヒストリカ
受験生でもないのに思わず購入したのは、視覚的に世界史を頭の中に入れたかったためです。オールカラーで廉価だったということもありますが。
受験という目標のある高校生にとって、世界史の学習はひたすら暗記することに重点をおかざるを得ないようですが、それは歴史嫌いをつくり、受験が終わると世界史などには見向きもしないという学生を作ってしまいそうです。
山川の詳説日本史と詳説世界史は、網羅性と信頼性が高い教科書として高く評価していました。その図録ですから、悪いはずがありません。
見開き2ページで1つのテーマを取り上げています。見開きの真ん中に歴史を流れとして確認できるように関係や影響を可視化しています。その両側に、地図、豊富な肖像、絵画、表、グラフで立体的に内容が把握できるように工夫がなされています。そのテーマに関してより理解を深めることができました。国や地域という概念を超え、宗教や民族の違いが対立を生むという構図の把握が必要で、一覧性に劣る教科書だけの学習ではそれが難しいのは当然でしょう。
少し前にハプスブルグ家の絵画芸術に触れる機会がありました。ハプスブルグの果たした役割を知らないと肖像画の対象が何をした人なのか分からないことも、本書を買い求めた動機にありました。音楽も美術も、治世者や宗教と関わりを持たないことはほとんどありませんから、それらを観賞する場合の背景を知りたい時に本書を広げています。
190ページにアフリカ地域の動向が掲載してありました。ワールドカップが開催された南アフリカ共和国の治安の悪さが問題になっていましたが、列強による植民地支配の影響とその解放を考えますと、その状態をもたらした歴史を振り返る必要があるでしょう。
陽はまた昇る(初回限定盤)
「陽はまた昇る」、高橋優の真骨頂とも言える曲だと思います。
初めて聴いたのはライブでしたが、最初から鳥肌がたちっぱなしでした。
そして発売してからは歌詞をじっくり見ながら聴き、またも鳥肌がたちました。
また、映画verはギターだけで歌っていて、曲のよさが更に伝わると思います。
カップリング「旅路の途中」も相変わらず素晴らしいです。
そして、毎回の事ですが、DVDがまた素晴らしすぎる!
高橋優が少しでも好きなら絶対に買って損はないです。
オーパ! (集英社文庫 122-A)
釣りが好きで本書を手にしましたが、期待どおりの内容で、無性に自分もブラジルまで
釣りに行きたくなりました(^_^;)
表紙の写真も、最初はあまり好きになれなかったのですが、読み終わってみると
確かにこの本の表紙として、この写真以上のものはないと感じさせられました。
本文中の写真も本当に魅力的なものが多かったです。
旅好き、釣り好きな人は是非読んでみてください。