コーポレート・レピュテーション
経済社会ののグローバリゼーションと法化社会への移行によって、企業の不祥事でレピュテーションを落とすと、瞬時にして世界的な大企業がこの世から抹殺されてゆく世の中になった。
しかし、化粧品やバッグ等で象徴されるブランドは、そのものに高いプレミアムを払ってでも買おうとする消費者の強力なロイヤリティを植えつける魅力があるが、落ちても被害はその商品だけで済む。
ところが、コーポレート・レピュテーションは、、企業経営において、顕示性、独自性、真実性、透明性、一貫性の追求のために膨大な資源を投入して、弛まぬ努力を続けない限り、高めることは極めて難しい。
レピュテーションを高める為には、株主重視の利益至上主義の経営だけではダメで、順法精神を涵養し社会的責任を追及する良き企業市民であり、従業員の士気を高め、公明正大かつ透明な経営を実践し説明責任を果たす等、総てのステークホールダーへのアピールが必要性であると説いている。
この本のポイントは、レピュテーションを高める為の投資と費用を、レピュテーション資本として、BSに計上すべきと言う提言。
レピュテーションは、企業の業績に影響を与えて収益を増し、その収益力が企業の将来評価を高めて時価総額をアップさせる。企業活動そのものが「レピュテーション資本」の形成に貢献するなど、レピュテーションと財務的価値とは相互に関連していると説く。
レピュテーションのアップ戦略やその調査・測定等マーケティング志向の強い本だが、前述したようにステイクホールダー重視の経営や資本概念の変革提言など経営書としての価値も高い良書。
野球殿堂〈2012〉The Baseball Hall of Fame
2012年版には、これまで殿堂入りした人177人が載っている。
掲載は受賞順で、
2012年版は北別府、津田、アマ連盟の長船氏、バットの大本修氏までが掲載されている。
この本で特徴的なのは、プレーヤー以外の受賞者の写真や経歴が網羅されていること、
戦前の選手(例えば嶋清一)の写真や成績などがまとめられていること、
社会人野球の選手なども載っているので(例えばミスター社会人古田昌幸)
人物像が知れること、などである。
これらの人物をまとめて知りたい人にはうってつけの本。
逆に言えば、プレーヤーの受賞者、例えば王とか村田兆治とか東尾とか落合とかは、
代表的な写真なので悪く言えば見たことがある写真が多いし(各写真はきれい)、
成績一覧はもちろん他の野球本で周知のものだが、これは仕方ない。
昔の選手の実績などを勉強できる本。
フェーム/青春の旅立ち シーズン1 DVD-BOX
とても感激です!
映画「Fame」を幼い頃にリアルタイムで劇場で観てから、何度この作品に助けられたやら
クリエイティブな仕事をしていると様々な挫折や不安に襲われどこかで逃げようと思った事もあった中、この作品をいつも思い出し自分と闘ってきました。
作品そのものの作り方などはそれらを批評する方々にお任せしますが、自分にとってのバイブルです。
葛藤した友人に当時ビデオを何人にも見せて元気になってもらいました。
映画ではアイリーンキャラなどとても実力のあるシンガー達が等身大で演じていました
もちろんDVD−BOXでは映画に出演していたアクターも出ていますので、映画を見た方はとても親近感あるかと思います
映画版も是非見てほしいですね
Fame フェーム [DVD]
狭き門の芸術学校へ入学し、小奇麗な校内で今風でお洒落な若者達が4年間各々の夢を追う。
アランパーカー版と比較すると人物の掘り下げ感が浅くライトな現代風ダンスムービー的アレンジで、流行のヒップホップ系の音楽
やダンスがガンガン流れます。
アランパーカー版は、ドロップアウトした規格外の若者達が富と名声を得る為の唯一の手段と考えている芸能の道を
がむしゃらに走りながら、直面する各々の問題を乗り越え成長していく姿を描いており、とても人間臭くて熱い作品です。
若者の荒々しさと弾けるエネルギーを前面に出したサウンドとダンスはパワフルで、断然アランパーカー版の方が好み。
それにナトゥーリノートンはアイリーンキャラの代役は荷が重すぎたような感があり。
当時のアイリーンキャラは神がかり的な歌声で鳥肌ものでしたからね。
アランパーカー版があまりにも素晴らしすぎるので、比較されるリメイク版は少々お気の毒かも。
サイドストーリーなケイパナベイカーとアッシャーブックの恋愛模様は実に初々しくキュートだし悪くはないです。
エンドロールで流れる現代風にアレンジされたフェームをバックに出演者が自由に踊るシーンも楽しい。
Pinball Hall of Fame the Williams Collection (PSP 輸入版 北米)
PS3版をやり込みました。通勤のお供にとPSP版を買ってみましたが、画面が小さいし
解像度が悪いし(仕様だから仕方ないけど)、ストレスが溜まるいっぽうです。
ゲーム自体は台がちょっと少ない以外は基本的に同じなので良くできています。
「PS3は持っていない」方は買っても良いと思いますが、両ハードを持っている人は
PS3で遊ぶべきゲームです。
追記>
取説には書いていなかったのですが、メニューから縦持ちが設定できることが
わかって俄然楽しくなりました。キー配置の関係で台揺らしがやりにくいのですが、
やはりピンボールは縦長画面ですよ。星の数4つに修正しました。