この本は10人の方々のライフスタイルとインテリアが描かれていて、面白かったです。モノと人との関係は興味深く、家ともなるとその人の人生と家との関係がおのずとあらわれてくるんだなと思います。8番目の石川さんの家は、奥様の実家の2階と物置小屋?を仕事場とリビングに。。という発想が素敵でした。誰もがたっぶり予算があって住まいを整えられるのではなく、色々な制約(お金や同居人との趣味の違い等)があって、自由な発想がそれを超えていくのはとても面白い。生き方と住まいって相好関係があるんですね。この本は写真もとても素敵ですが、もう少し大きい版で出してくれればな、、と思いました。インテリア関係の本は、写真の関係上、A5版では少し小さいと思います。 家がおしえてくれること 関連情報
白いシンプルな表紙が潔く、ページをめくると、温かみのあるイラストと交互に続くエッセイに思わずにんまり。イラストとエッセイのつかず離れずの距離感もいい感じだし、「カセットテープの作り方」といったコラムもなんだか微笑ましい。アメリカの古い映画で見たような、街角でふと出会ったようなシーンが描かれていて、それに続く奥さんのエッセイはご自分の身の回りのことなのに、なぜか頷いてしまうような普遍性もあって。個人的にはレストランのメニューブックのイラストが一番のお気に入りです。メニューをひとつひとつ読んでみると、パーフェクトなお店だなあと思わずにはいられない。この人たちのtable talk、もうちょっと聞いてみたい、と思うような余韻のある一冊です。これからの秋の夜長にはぴったり。 Table Talk 関連情報
最近ネットで買った本では数少ない成功例です。こういう内容が分かりやすい本は安心して買えます。 これからの暮らし方 関連情報