ジェッターマルス DVD-BOX
やはり例のポケモン事件から、フラッシュ表現に制限がかかってる感じです。
その部分は画面全体が暗くなってる気がします。
その他は当時のままというか、フィルムが古いのか、元々そうなのか
いわゆるデジタル補正とかされてないような汚れた感じの画面です。
まぁ、それは仕方無いでしょう。それよりも、初めの頃は整っていた作画が
だんだんとぞんざいになっていく過程を大人になってしまった目で見ることへの
寂しさというか。
ただ、これで全ての美理が手に入ったのです。
その事に関する満足度はこれ以上の物は無いでしょう。
普通に考えればこの作品がDVD化なんて企画は通らないと思います。
また美理やマルスに会わせてくれた事に感謝いたします。
星1つ足らないのは映像特典の設定画に主要キャラの設定画が無かったという事で。
オマケの小冊子に小さく載ってますが、もう少し大きく見たかった気がします。
手塚治虫の世界
代表的な手塚アニメ作品
近作まで網羅しています。
コロムビアから発売されていた
従来のベスト盤だと
ディスク1の構成〜昭和50年代あたりまで
だったのですが
今回二枚組になったおかげで
ディスク2収録分〜平成近年まで
のコロムビア音源が収録されました。
(初期の分は一部コロムビアカバーVer有)
お気に入りは
海底超特急マリン・エクスプレス の二曲です。
手塚治虫 作品集 ジェッターマルス オリジナル・サウンドトラック
主題歌や副主題歌はたびたびCD化されてきたが、挿入歌と(一部は既にCD化されたが、廃盤となっている)、
劇伴音楽、テレビサイズ主題歌はこれが初めてのCD化だ。
ソング・コレクションは良曲ばかりで、さすが越部信義さんが手懸けたメロディーです。
それに加え歌手にも恵まれており、謎の外国人少年歌手・スティーブン・トートさんの舌足らずな歌声は、
逆に少年らしく主人公に重ねて聴くことが出来ます。
副主題歌などを歌われる大杉久美子さんは、1977年というと「あらいぐまラスカル」と同時期くらいに歌われました。
さすがアニソン四天王の一人!と思わせるくらい美しい歌声で、副主題歌では母親のように優しく歌い、
挿入歌では友達の少女のように活発に歌っているので、そのギャップ(歌い分け)にも驚かされます。
ささきいさおさんも1曲参加されていますが、これもまさにクール!和製プレスリーと言われる所以がわかります。
ミュージック・コレクションでは、越部信義さんの腕が光っており、作品に引き込まれるような劇伴音楽で、聴いている者を飽きさせません。
その上、当時にしては珍しくステレオで録音されており、今回のアルバムでは最新の技術でリマスタリングされたのでとても高音質です。
作品を知らない人でも楽しめる一枚だと思います。