Best of Bowie (2pc) [DVD] [Import]
70年代、特にグラム期のボウイを見るために買いました。
音楽とキャラクター・イメージを連動させる「トータル・パッケージ」こそが彼の魅力と知っていながらも、
音楽でのみしか彼を知らなかったからです。
やはり、グラム・ロックはプレイヤーのパフォーマンスを見てなんぼです!
もう驚きの連続でした!!ボウイの化粧とコスチュームといったら・・・!!
オレンジ色の髪、痩せこけた顔に奇怪なメイクと衣装!そしてあの奇声!あれは異星人ですよ!
80年代のニュー・ロマや90年代の日本のヴィジュアル系にはないカルト的で異様な姿でした。
衝撃的でした!そして、かっこいい!!カリスマ性ありますよ、あれは。
当時あのようなアーティストは他にはいなかったのではないでしょうか。
だってあのカッコはボウイの個性、いわゆる骨格や顔立ちとスタイルがあってのものだと感じたからです。
他の人がやると絶対かっこ悪く、「変」で終わると思います。
実際ボウイのバックバンドもボウイのようなカッコだけど、変だったから・・・。
それくらいギリギリのキャラクターを演じていたんだ・・とつくづく感心するばかりでした。
T-REXから始まったグラムだけど・・・彼とは全然違うなぁ。
ボウイは誰も真似できないとこまでいってる感じですもん。
デヴィッド・ボウイ―神話の裏側
訴訟問題にまで発展した問題作。
確かに内容の濃さ、ページ数の多さは他を圧倒している。が、公式なものではないため、また書かれた時代が古いために疑問点も多い。
再販の可能性は低いのでどこかで見つけたら買ってみても良いかもしれない。とりあえず知識は付きます。
Stage
72年ジギースターダストツアーのサンタモニカ、73年アラジンセインツアーのモーションピクチャー、74年ダイヤモンドドッグスツアーのデヴィッドライブ、そして78年ロウ&ヒーローズツアーがこのステージです。未オフィシャル化である76年ステイショントゥステイションツアーを経たツアーで完成度がかなり高いです。特にステイショントゥステイションやワルシャワはスタジオ版を完全に凌駕しています。
Best of Bowie
ヒーザンまでのボウイを総括するベストアルバム。
国によって選曲を変えるマニア泣かせの手法が取られた(一番内容が濃い+全キャリアを網羅したニュージーランド盤が輸入されてないのが非常に残念)。
一応リマスターベストという事ではあるが、一部リマスタリングが施されてない曲がある。特にクイーンとのシングル曲を聞くとよく分かる(明らかに他の曲に比べて音が痩せていて音量も低い)。
とりあえずUK盤買えば手っ取り早くボウイを知ることができるはず。