宇宙戦艦ヤマト2199 オリジナルサウンドトラック Part.1
2199専用のアレンジとしては満点です。
さすがに音も綺麗ですね。
ここからは、旧ヤマト音楽好きおやじの勝手な感想です。
どうしても旧作と比較したくなってしまって。
演奏も丁寧で音も綺麗ですが、醸し出す様な美しさは皆無です。
楽器の移り変わりにフェードアウト・インのようなスムーズさもなく、
それそぞれの音量バランスもまとまりが無く楽器どうしが喧嘩している
様にも聞こえます。
迫力も乏しく、憂いも感じない無表情なクールな音楽。
録音技術の向上が仇になっているのかもしれませんね。
今の日本の良い所と悪い所を両方持ち合わせた感じです。
名指揮者のクラシック、心のこもり過ぎた演歌、ニューミュージックの
様な昭和の香りは一切有りません。
現代ヤマト音楽なのですね。
力の入り方は、とても強く感じますが、魂みたいなものが無い様な・・。
ヤマトファンなら最後で最強な武器”魂”を感じたいと思いました。
余計な期待が強すぎたのかもしれません。
音は綺麗だし2199は大好きなので、暫くは毎日聞いてしまうと思います。