大亜門短編集 クレイジー大亜門道 (ジャンプコミックス)
もて塾から結構好きでしたが、ジャンプだけでなく単行本を買ったのはこれが初めて。
てっきり連載版と一緒に単行本になってると思ってた読み切り版スピンが一番の収穫です。
だいじょうぶだあの下りとか、博士の陰でいい味出してる辺り最高。
アホ親父を慕う健気な姿に母性・父性本能をくすぐられる読者も多いんじゃないかと。意外に男前な亜門さん、早期のジャンプ帰還を祈ってます。
たいぞうの変遷も面白かったなー。
太臓もて王サーガ 7 (ジャンプコミックス)
裏表紙、キャラデザ、おまけページの充実振りは相変わらず。
内容は太臓がスケベだったり宏海が不幸だったり矢射子が鼻血出したり真白木さんがストーキング行為に勤しんだり・・・といつも通りですが、
7巻は男分が増した太臓、胃腸が活発になりすぎた真白木さん、作者も後悔する衝撃映像の宏海、マゾっ子Mちゃんなどなど、いつにも増して強烈な下ネタが多くなっております。
でも面白いから☆五つ。
太臓もて王サーガ 6 (ジャンプコミックス)
今回の目玉は何と言っても「もて王」初の人気投票です。
詳細は単行本を読んでいただければ分かりますが、主人公の順位が低かったり他漫画の主人公が
ベスト10入したりと、本作同様の混沌に満ちた投票結果が何とも言えず素敵です。
本誌で「もて王」の登場人物以外のキャラも投票の対象にすると告知があった為か、作品に一度も登場したことの無いキャラクターや
物に投票した人が多数おり、一つ一つ丁寧にカウントしたスタッフさんの苦労が偲ばれます。
スタッフさんの苦労も去ることながら、私が今回最も凄いなあと感じたのは、読者の愛情のこもった悪ふざけを真正面から受け止め、
かつそれをネタにして一つの作品に仕上げた大亜門先生です。
しかもこの回の話がいつにも増して面白かったりするから凄まじい。
常に読者を楽しませることを念頭に置いている先生だからこそこれほどの作品を創り上げることが出来たのでしょう。
「面白さ」に対する大亜門先生の飽くなき追求心、貪欲さには敬意すら覚えます。
太臓もて王サーガ 8 (ジャンプコミックス)
小学生にはいまいち分かり難い部分もあるかも知れませんが、レンタルで借りてきて全部読み返しても充分面白い。
どの雑誌でも構わないので、是非続きを描いて欲しいです。
ヤングジャンプ増刊 ミラクルジャンプ 2011年 2/8号 [雑誌]
大亜門先生の作品を待ち続けていました。実に長かったですが、ギャグセンスは健在でした。読切なんていわずぜひ連載を勝ち取ってください。