二十歳のころ〈2〉1960‐2001―立花ゼミ『調べて書く』共同製作 (新潮文庫)
東大教養学部 立花ゼミの生徒が、いろんな人に「二十歳の頃」のことをインタビューして文章にまとめたのがこの分厚い本です。
この課題設定は、文筆業を目指す方などではお馴染みでしょう。
一つ一つのインタビューは、それほど長くないので、週刊誌の対談のような感覚で読めます。
学生達が、楽しんで文章を作っていることが読み取れて、面白く、若やいだ気分にさせてくれます。
インタビューを受けた側も、名士(?)が多くいて、意外な面を知ることもできます。
まあ、東大生というのは、インタビューを申し込むのも有利なのではないかという穿った気持ちも少々芽生えました。
立花ゼミはもうなくなりましたが、ちょっぴりうらやましく思いながら読ませていただきました。
蛍星(初回生産限定盤)(DVD付)
「蛍星」のCDが入手したかったので歌は満足していますが、特典DVDが「蛍星」の映像でないことに、入荷するまで、うっかり気がつきませんでした。明記されている情報の私の確認不足ですし、好きな曲の映像でもあるので大きな不満はないのですが、ちょっと残念でした。以上
蛍星
「蛍星」のCDが入手したかったので歌は満足していますが、特典DVDが「蛍星」の映像でないことに、入荷するまで、うっかり気がつきませんでした。明記されている情報の私の確認不足ですし、好きな曲の映像でもあるので大きな不満はないのですが、ちょっと残念でした。以上
二十歳のころ―立花ゼミ『調べて書く』共同製作
私がこの本を読んだのが十九歳。今は二十一歳になります。振り返ってみると、やはりこの本は二十歳になる前に読んでもらいたい。できれば二十歳になる直前、十九のころのみんなに読んでもらいたいと思う。きっと人生が変わるほどの1冊になってくれると私は今になって思えてきました。
二十歳のころ〈1〉1937‐1958―立花ゼミ『調べて書く』共同製作 (新潮文庫)
30歳を目前にしてこの本を手に取った。年齢なんて関係ない、と思いたい一方で、人生にはタイミングや限りがある、という感も否めなくなってくる年頃。「二十歳」に戻ることはできなくても、何かヒントが欲しい。---読後の印象は「この人のここが」ではなかった。登場する人々ひとりひとりが私に見えない生きる力を与えてくれた。前向きに生きること、努力することの素晴らしさを教えてくれた。とても感謝している。
ただ、立花隆もことわっていることだが、有名無名、老若男女、といいながらも、人選に偏りがある感も否めない。『東大生の興味』と『それに快く応える取材対象』があってはじめて成立するインタビューなのだから、これは当然のことであり仕方のないことかも知れない。また有名人に関し!!てはある程度読み手と書き手に共通の認識があるのだから相互理解がしやすい。有名人の存在そのものが媒体になっている、という感覚を初めて覚えた。新聞雑誌にさりげなく載っているインタビュー記事が(良い悪い、真偽のほどは別として)いかに洗練されているか、しかしステレオタイプになりがちなものかいうことも改めて実感した。本をつくるということ、伝えるということについて考えるうえでも興味深い本だと思う。
この本では人物が生年月日順に並んでいる。順を追って読んでいくと、時代背景もだんだん移り変わっていっておもしろかった。50音順に並んでいなくて本当によかった。