チャイコフスキー : ヴァイオリン協奏曲
アイザック・スターンのチャイコフスキーはセンチメンタルである。なるほど、初恋ねぇ。言いえて妙だ。そもそも、チャイコのこんなヴァイオリン協奏曲は聴いたことがない。オーケストラがヴァイオリンをたてながら、しかし絶妙な掛け合いを演じる。
もちろん白眉は第一楽章だが、最高に息の合ったコンビネーションは最後まで続く。オーマンディ&フィラデルフィア管は交響曲を奏でるときよりも、協奏曲のほうにむしろ本領があるのではないか。例えるなら、渚に立つ少女に向かって、波が満ちたり退いたりしているようだ、とでもいえばいいだろうか。それほど、ピッタリなのである。
一方、シベリウスは荘厳である。どしーんと構えて、投網をかけるようだ。聴く側のこちらは、かかった魚だ。うまく術中にはめられた感じがする。網をうつスターンと、ちょうど良い波目を与えるオーケ、といった感じだろうか。
チャイコフスキーが長調なのに対して、シベリウスのほうは短調なので、もちろん違うのだが、どちらもメリハリが効いている。
音楽のことはよぅ分からんが、上のように書けばイメージがつかめるだろうか。百聞は一見に如かずなのだが、おどろくほど良い音楽であることには違いない。
偉大なるヴァイオリニストたち―クライスラーからクレーメルへの系譜―全50人の演奏CD-ROM付き
これは「買い」です!ヴァイオリン好きの人にとって必読の書です!私はヴァイオリニストについて書かれた本をたくさん持ってますが、この本は特に気に入りました。名ヴァイオリニストがどんなヴァイオリンを愛用していたかについても詳しく書かれている点も素晴らしいと思います。
メンデルスゾーン&チャイコフスキー : ヴァイオリン協奏曲
あくまで自分的にですが、ゾフィー・ムター、チョン・キョンファの録音と並ぶ3指にはいる名演奏であると思います。この曲はとても多くのCDが出ていますが、このスターンの演奏が一番胸に響く感じで、つい何度も聞いてしまいます。また、オケとのバランスもすばらしく、SACDならではのリアルな音色や響きも感動ものです。この2曲の録音としては一番のお勧めのCDだと思います。
ストリートチルドレンが奏でるバイオリンにはすごく感動しました。練習の風景を見ているとロベルタのレッスンは厳しくて怖い・・・と思うけどその中にロベルタノの子どもたちへの愛情が見られました。夫と別れてシングルマザ-でがんばっているロベルタ。彼女と子どもたちのきらきら星はみんな知ってるポピュラ-な曲だけど何故か涙が止まらなくてすっごく感動しました。
ミュージック・オブ・ハート【字幕版】 [VHS]
ストリートチルドレンが奏でるバイオリンにはすごく感動しました。練習の風景を見ているとロベルタのレッスンは厳しくて怖い・・・と思うけどその中にロベルタノの子どもたちへの愛情が見られました。夫と別れてシングルマザ-でがんばっているロベルタ。彼女と子どもたちのきらきら星はみんな知ってるポピュラ-な曲だけど何故か涙が止まらなくてすっごく感動しました。