TBS系ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」オリジナル・サウンドトラック
ドラマのサントラの癖に普通にかっこいいのに驚き。
過激なドラマをほとんどやらなくなってしまった今となっては、
こういう激しい作りのサントラってすごく貴重ですね。
非正規レジスタンス―池袋ウエストゲートパーク〈8〉 (文春文庫)
いつもながら旬の事件をうまく作品に取り込んでいます。
全部の短編がハッピィエンドですので、読者によっては
「こんなうまういこといくか」と反発するかもしれません。
でも、現実がバッドエンドばかりだからこそ、
小説のなか、マコトの周りくらいは幸せでいいじゃないですか。
電子の星 池袋ウエストゲートパークIV (文春文庫)
IWGPも4冊目。ハードカバーのレビューにどなたか書いていたような気がするがマンネリかも。1冊目、2冊目にあったような でたらめなスピードで複数のストーリーが巧に交差する、「早く次のページが読みたい」感じが足りない。ただ「黒いフードの夜」はいい。もし、IWGPを本作から読もうとしているなら、その前にぜひ、1&2を読んで欲しい。本作でも登場する愛すべき脇役(ラジオやゼロワン、礼にい、吉岡)は1&2で登場している。その方がなぜ、このタイミングで彼らにコールするのがより分かりやすいはず。そしてTVドラマは見たけど原作をしらない方はぜひ、原作を読む事をオススメする。長瀬や窪塚が扮するマコトやタカシもカッコイイが、それより数段かっこいいマコトやタカシが原作には存在する。