明けのスナイパーなんちゃんの情熱動画評論

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彼女の嫌いな彼女 (幻冬舎文庫) 軽いタッチの恋愛小説。恋愛・・というよりかは、先輩OLと後輩OLのバトルと言ったほうがよいです。私は、年齢的にも考え方も千絵よりなのですが、自分より若い後輩へ対する嫉妬心や、お局さんへの不満、「あるある!」ってな場面がいくつもありました。
で、この二人に絡んでくるのが、エリート社員の冴木さん。どうも、爽やかさがクサいなと(笑)思っていたのですが、案の定でしたね。
私的には、ラストの冴木に対する復讐を重点的に書いて欲しかったのですが。(前半:千絵VS瑞子 後半:千絵・瑞子VS冴木という風に)

攻略本として購入するなら問題ありませんが、キリンは夏に100円で配信予定ですし、レア動物も6月28日以降配信する予定みたいです。

http://www.jp.playstation.com/scej/title/tokyojungle/dlc/animal/

東京で生まれ育った日本人の私にとって、通常、こういった外国人の旅行記に興味をひかれることはほとんどない。

自分自身が外国人として長年欧州に住んでいたので、異文化圏の人間がどんなことに興味を示すか、外人目線で見てみれば大体想像がつくのだ。

この本も最初、友人のアメリカ人に熱狂をもって紹介されたとき、お付き合い感覚でパラパラと頁をめくっているだけだったが、あまりの描写の細かさ、正確さ、あふれるユーモア、スパイスとしての皮肉っぽさにあっというまに引き込まれてしまった。

この著者、どの程度日本語を解するのか全く不明だが、看板のフォントや廃品回収者の拡声器からのあの日本語、街で見かけるいまいちなのだが、平均的ともいえる日本人の姿など、本当によく細かく描写しており、凄い、の一語に尽きる。

日本に来たばかりの外国人への紹介を込めてプレゼントとするのもありだし、
逆に数年東京に住んで帰国する人へ「(いい思い出も悪い思い出も)忘れないでね」、との意味で贈り物とするのもいいかもしれない。

恋しくなって戻ってくるかもしれないが。

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