ベストだぜ !!
単純明快な歌を作るのが一番難しいんじゃないでしょうか?
そんな歌を明るく、切なく、時にはバカらしく歌ってくれるのがウルフルズです。
このアルバムの中で一番好きなのが「ワンダフル・ワールド」。
トータス松本のハスキーな声でぐっとさせるバラードです。
韻を踏みまくりで夏のイライラも吹き飛ばしてくれそうな「SUN SUN SUN '95」も爽快
などなど、ウルフルズの魅力がたっぷり19曲詰まった満足の一枚です。
Treasure Box
私は「王様のレストラン」や「HERO」のテーマ曲が大好きで、
あのメインの曲だけ欲しいなと思っていて、
このCDの存在を知って買いだ、と決めました。
なので「あの曲が欲しかった」というお目当てのある人にとっては
自分の欲しかった曲にプラスして
いろいろと聞き覚えのある曲が多いのでお得だと思います。
だけどまったく知らなかった曲もあったし、
明るい曲もあれば暗い曲もあって
同じ気分でずっと聴けるCDではないので、
BGMとして楽しむには評価の分かれるところかもしれません。
ベストやねん (通常盤)
レコード会社移籍記念の?ベストです。PVのDVDが付いたこっちが限定です。しかしライブDVDは付きません。更にDVD無しCDだけというのも出る訳で。なんで三種類も出すねん! という感じです。気になるCDの内容は、最近のヒット曲や〇〇バージョン収録で『ベストだぜ!』との差別化を図り、かけ足でデビュー15周年を振り返ります。でも、彼等の魅力はCD1枚では足りません。DVD付けんと「世の中ワンダフル」「シャッター切るよ」「ファンならGO!」とか入れてCD2枚組で出したらええのになぁ
これが答えだ!―新世紀を生きるための108問108答 (朝日文庫)
中学生の時初めて宮台さんの文章を読んで、なんて分かりにくい文章だ、という印象を持ちました。年若い頃だったからかもしれませんが、その印象は高校・大学を経ても変わりませんでした。言論活動を繰り広げている以上、自分の考えを多くの人に広めたいのだろう。それなら、それに適ったリーダビリティを選択すべきではないか、と思っていました。そうしないのは、自分の賢さを盾に取っているのだろう、と。
しかし、著者自ら「宮台入門本」と呼んでいる本書を読んで、宮台さんに対する食わず嫌いはなくなりました。一冊の本を読んで、偏った見方が氷解していくのは何とも気持ちのよいものです。この本には、彼個人に対する読者の質問に答えた章が設けられています。それを読むと、小難しい言葉を使うのは、彼が獲得した自分だけの考え方がその言葉でしか伝えようがないからだろう、と思えました。経験人数が200人越えなのも、テレクラにハマったことも、彼なりの切実な理由があったと知ると、「それもありだなあ」と受け入れることができる。ある主張に賛同・反対することと、その主張者を人としてまるごと受容することは別なのでしょう。
宮台さんの主張に溢れているのに、なぜか宮台さんの言葉からいったん離れて、彼を一人の人間として承認できるようになる。不思議な本です。(by ちゅら@<おとなの社会科>)
フジテレビ系ドラマ「それが答えだ!」サウンド・トラック・クラシック・ヴァージョン
未だに、何故これだけのドラマがDVD化されないのか、不思議でならない!
これ以上無いほどの、豪華俳優陣!
たとえ当時は新人駆け出しでも、敢て名前は出さないが、現在では、押しも押されもしない、役者になった者も少なくない。
三上のマエストロ役も、まるで神が降臨したかのような、鬼気迫る演技をみせ、強く印象に残る。
ある種の学園物だが、基本は大人の恋愛群像劇であり、どこまでも美しい田舎の自然描写の中で繰り広げられているのが特筆物だ。
先生役の羽田美智子が中でも、魅力的だ。
競演の藤原紀香の肉感に比べると、華奢な体付きだが、控えめな胸のラインが、却ってそそられるものがある。
加えて先生役の酒井美紀、生徒役の深田恭子等も出演しているという、豪華布陣に絶句!