スピン・スペシャル・エディション(紙ジャケット仕様)
再発うれしいです。中古盤が4000円以上で売られていた時は、あーあ、もう手にいれらんないな、とあきらめていました。
しかもボーナストラックプラスワン。
音の感じが、全盛期の「スクリッティ・ポリッティ」に似ていることに気づきました。
「エイト・マイルズ・ハイ」は、ロキシー・ミュージックのカバーした曲が大好きだったので、また違った感じで楽しいです。
今まで聴きたくて聞けなかったアルバムなので、適価で手に入って本当にうれしいです。
ザ・グレイト・アメリカン・ソングブック Vol.4
ダイアナ・ロスとの甘いデュエット、チャカ・カーンとの明るいデュエットなど昔懐かしいけれど、都会的なアレンジと、円熟した歌声で完成度の高いアルバムだ。
4作目になるがはずれがなく、すべての音楽ファンにお勧めの一枚。
46664(フォー・ダブルシックス・シックス・フォー) [DVD]
ネルソン・マンデラ氏が提唱した、エイズ撲滅のためのベネフィット・コンサート。
今をときめく歌姫・ビヨンセ、ライヴ・エイドの発起人・ボブ・ゲルドフ、アフリカの雄・ユッスー・ンドゥール、イギリスの重鎮・ピーター・ガブリエル、常に社会問題に投企し続けるU2のボノとエッジなど、重要人物はすべて参加しています。
しかし、なにぶん、参加アーティストの音楽性が広いので、全部の音楽に興味をもつことは不可能です。一回ざっと見たあとは、自分のお気に入りのアーティストを選んで見るしかありません。ちなみに、ビヨンセは一曲のみ。クイーンは、女性のアナスタシアがヴォーカルを取っています。
ライヴを見ていて気になったのは、ひとつまちがうと危険な全体主義的な趣向です。各アーティストがマンデラ氏に敬意を表して彼が囚人時代につけていた番号を「46664」を連呼する場面がいくつかあるのです。でも、こういう英雄崇拝、個人崇拝は、観衆にエイズ撲滅のために一致団結を呼びかける目的もあるとはいえ、エイズに苦しむ名もなき人々に救いの手を差し伸べるというこのライヴの目的に反しているように思いました。
さて、ぼくが感動したのは、ライヴ本編よりも、おまけ映像のなかで、ボノとビヨンセがエイズ感染者もいる産院、孤児院を訪れた時の模様を悪い画質ながら収めた映像です。ボノはともかく、ビヨンセが通常の接触では感染しないということをよく理解し、冷静に行動している点に感動しました。科学的安全を超えて情緒的な安心を求める日本のポップ・スターではなかなかできないでしょう。そのほか、エイズの現状について知るには有益なボーナス映像がいいですね。
アルフィー スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
ジュード・ロウ主演に依るリメイク作が公開された時、真っ先に浮かんだのは、この機会に、オリジナル版も併せてDVD化されるのではないか、と言う淡い期待であった。今日こうして実現されるのは喜びに堪えない。「アルフィー」は、「ナック」や「トム・ジョーンズの華麗な冒険」と並ぶ60年代の粋でポップなイギリス映画の代表作だ。ソニー・ロリンズの豪放にして軽快なテナー・サックスに、バート・バカラック作曲の主題歌(歌うは、シェール!)ばかりが有名になってしまったが、今では、文芸映画から、ミステリー、B級アクションまで幅広く活躍している名優マイケル・ケインの、二枚目時代の、色男ぶりが存分に堪能できる。余談だが、新旧カサノバ(アルフィー)共演に依るアンソニー・シェーファーの「探偵・スルース」は撮入されたのだろうか?企画倒れにならず、製作にこぎつけて欲しいし、それを機に、オリビエ、ケイン版のオリジナル版(傑作!)も是非ともDVD化して欲しいものだ。
絶対わかる!曲作りのための音楽理論
音楽の曲作りに関して、基礎から学ぶことが出来る良書だと思います。
私も、音作りを学ぶために、いろんなところから情報を仕入れてきていますが、
「作詞・作曲マガジン」が実践的な内容であるのに対し、
「絶対わかる!曲作りのための音楽理論」は、音楽の基本を踏まえた、大変シンプルな内容となっています。
私的には、買いでした。