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免疫革命
現代医学の恩恵を十分に受けていても、心のどこかで現代医学の限界を
感じている人は少なくないと思います。特に、現代医学でも発病の原因
が不明である難病に関しては、対症療法に終始している状況です。
本書では、その難病といわれている「ガン」「膠原病」「アトピー性皮
膚炎」などに焦点を当て、病気が発生するメカニズムを免疫学の立場か
ら解説しています。そして、現代医学を否定するのではなく、現代医学
と東洋医学の統合を目指す立場から研究されています。
例えば、ガンの三大療法といわれている「手術」「抗ガン剤」「放射線
治療」についてですが、これらは、物理的にガンを小さくするという共
通点があるけれど、それと同時に身体中の免疫の働きが抑制されてしま
います。
つまり、この三大療法は、ガンを自然退縮に導く身体の力、すなわち免
疫力を徹底的に抑制してしまうものであり、ガンを根本的に治すことに
は適さないとのこと。
また、よく耳にする「ステロイド剤」について、その功罪をわかりやす
く解説し、ステロイド剤の常用に警鐘を鳴らしています。
これらの現代医学の問題点が免疫学の立場から見ることにより、特に古
い免疫系に注目することにより解決策が見えてくる。面白い本だと思い
ます。著者の説を鵜呑みにするつもりはありませんが、確かに説得力が
あります。今後、この分野が更に発展し、難病の謎が次々と解明される
ことを心から望んでいます。医学に身をささげていらっしゃる方々に、
そして難病に苦しんでいる方にもぜひ読んで欲しい一冊です。
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バイオハザードII アポカリプス
前作はエクストリーム系の曲が多かったけど、本編はエクストリーム系の曲が減った感じだね。
けど、前作に続いてSLIPKNOT、RAMMSTEIN、新たにKILLSWITCH ENGAGE、DEVILDRIVER、CRADLE OF FILTH、36 CRAZYFISTSと言った現代エクストリームメタルバンドの曲もあるけど、俺的にどこか物足りないんだよね。
何だかんだ言ったけど、悪くはないよ。ま、俺的評価は星四つだね。
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バカの壁 (新潮新書)
誤解されやすいタイトルである。〈「話せばわかる」なんて大うそ!〉という帯コピー、それに、カバー見返しの〈いつの間にか私たちは様々な「壁」に囲まれている。それを知ることで気が楽になる〉という紹介文は、著者の意図を理解して書いたのかどうか疑問だ。本書は決して、「どうせ『バカの壁』があるのだから、他人を理解なんてできない。ああ、気が楽だ」と、気楽にしてよいと主張するものではない。
本書の主張はこうである。「人はだれしも、世の中には『標準』『常識』があると信じ込んでいる。意見の異なる人を見ると『あいつは非常識だ』と見なして理解しようとしない(『バカの壁』のなせるわざ)。それでいて、自分は標準から外れて個性的になりたいと努力したりする。ところが、われわれの肉体はもともと非常に個性的であって、個性的になりたいというのは意味がない。むしろ反対に、もともと個性的なわれわれは、他の人々、他の民族との間に共通理解をさぐる努力をしなければならない。『自分の信念だけが正しい』と言うのでは共通理解への道は遠い。『人間ならふつう、こういうことをされたらこう感じるはずだ』というように、人間の身体感覚を基本に普遍的価値を探るべきではないか」
〈気が楽になる〉どころか、厄介な宿題をつきつける本だ。しかし不安も残る。「人間であればこうだろう」(p.202)という判断をするのも個々の人間だ。「人間ならば浮気をするのも仕方ない」と考える人間と、「人間ならば浮気などできないはずだ」と考える人間との間には、やはり理解は成り立たないのではないか?
全体に、精神訓話のような部分も多い。また、本書は、著者の話を編集部が文章化したものだそうだが、これでは一字一句に著者が責任を持てない。編集者の「バカの壁」で著者の話の意図が曲がっているかもしれないではないか?
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素人とFUCK [全員顔出し!! 全員本番!! 完全撮り下ろし!!] [DVD]
僕の場合、ナンパモノは買わない、どちらかといえば借りる。
お目当ての女優の作品のサブで、二本目に軽いノリで選ぶ。
今回はパケに惹かれて買ってみたら、これが意外にも当たり、ホームランじゃないけどスリーベース。
仙台でナンパした素人をホテル、居酒屋、カラオケBOXなどに連れ込んで口説く。
個人的には、冒頭の小池栄子似の巨乳ちゃんと、カラオケBOXのパートに出てくる女の子の恥ずかしがり方に萌えた。
撮影陣の雰囲気もはしゃぎすぎず、でも楽しそうで良い、こんなナンパ旅行にいってみたいな。と思える。
惜しむらくは、ナンパシーンを省略している部分だ、ナンパ好きとしてはやっぱり入れて欲しかった。