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劇場版　銀魂　新訳紅桜篇【完全生産限定版】 [DVD]

劇場バージョン。色彩も、大きい画面の銀さんかっこよかった。
銀魂は、心にエネルギーをくれる宝物。

空知せんせい！そしてアニメ制作のスタッフの方々
いつもありがとう。

12月15日が待ちどうし〜い。

新基本法コンメンタール憲法―平成22年までの法改正に対応 (別冊法学セミナー no. 210)

刑事訴訟法に続く優良なコンメンタールに仕上がったのではないでしょうか。
出版社さんに感謝します。

本書の感想としては、
情報量は文句がなく、条文ごと現在の憲法学の一応の到達点を簡潔に要約されている。
そして、現代的な論点ともいえる、
こまかい（けど考えると面白い、けど受験には過剰な）議論もちゃんと触れてある。
また、人権総論ないし違憲審査基準の執筆者が小山剛で、非常に簡潔に考え方が要約されている。
統治機構も十分すぎる（まさにこれ一冊で完結可能な）情報量で、
コストパフォーマンスはとても良いと考えます。
人権総論の記載の充実ぶりを考えると、
知識面では憲法は受験としてはこれでほとんど完結出来るのではないかなと考えます。
あとは短答式プロパーの信頼ある判例集と論述のための演習本（例えば、憲法の急所）の用意だけかとおもいます。

ただし、コンメンタール形式の本は体系的な理解と言う点ではやや劣るのも事実ですので、
信頼ある基本書で導線を引き、その後この本でがっちり固めに入る（読み込む条文はそう多くはないはずです）。
以上のような割切りが必要なので、
ある程度学習が進んだところで投入するような形になるのではないでしょうか。

是非一冊、手元にあると便利です。

銀魂'12 [DVD]

しがない社会人として、毎月の慎ましい楽しみである銀魂DVDの残り巻数が少なくなり寂しい今日この頃だが、ファンとして最後ま
で丁寧に追いかけたい。12巻の内容はバラガキ篇後半2本と、1話完結の短編2本。

何と言っても「バラガキ」篇後半2本だ。新選組、見廻組、知恵空党との三つ巴戦が遂に終結を迎える本篇最大のクライマックス
、スタッフ入魂の創りを堪能あれ。

後半シーンの大半を占めるのが新選組と見廻組の戦闘だが、銀魂歴代の名戦闘シーンに並び得る緊迫感たっぷりの演出に目
が釘付けになる。暗がり戦と言えば、二者のテンションの張り詰めをスローモーションで見事に表現した「紅蜘蛛篇」を思い出す
が、ここでは互いの姿は暗がりに隠し、交え合う剣の逆光や散る火花を鮮やかに照らすことで激しい動きを表現する。

ここではライバル2組が激突する。まず土方と異三郎。一見正反対の性格だが、隊の頭脳を担いながらも戦好きの危険な気性を
秘めるある意味似たもの同士。前巻のラジオCDで出演陣が指摘する通り、某戦国アニメでは主従の関係を演じる土方役の中井
氏と異三郎役の森川氏。土方のライバル役として敢えて森川氏を担いで来た銀魂スタッフの人選が小憎い。
もう一組が沖田と信女。隊で抜きん出た剣の使い手であり、サディストでマイペースという性格までも似通う二人、今後土方・異三
郎と対を成すライバル関係になっていくのだろう。

2組の戦闘に隠れ気味だが、とある一大告白をする銀さんの飄々とした口ぶりや、新選組局長・近藤のゴーサインに戦好きの血を
たぎらせる銀時・土方のにやりとした笑みも最高だ。こういう処に普段はいがみ合いつつも、根底の部分では繋がる万事屋と新選
組とのくされ縁を感じる。

終幕シーン、EDテーマ「友達」をバックに流れる映画の様なエンドロールにぐっとなるが、さらにその後最後の最後に素晴らしい演
出が待つ。本篇で描かれた土方像を見事凝縮する映像に感涙必至、銀魂スタッフの用意した最高の隠しプレゼントだ。

心が高揚したバラガキ篇の後はガラリと雰囲気の異なる短編が二本、本巻のもう一つの肝として推したいのが248話、長谷川にス
ポットを当てた異色篇であり、長谷川自身の語りによりマダオとしての人生譚がクイズ番組の進行と並び描かれる。
容姿が某人物にまんまの司会者ノミさん等某ミリオネア番組をパロった演出も細かいが、ここでは何よりも長谷川役・立木文彦氏
による独壇場の演技に注目。共演陣が「長谷川が出てきただけで笑ってしまう」と評価する立木氏のコミカルな演技だが、今回は
とある少女との交流を描く人情ドラマ仕立て。吐血しても尚賞金目指し這い上がるマダオとしての意地を見せつける。

249話では新八に甘酸っぱい想い出を残したあの人(？)の再登場が眩しい。僅か数分のシーンだが、純愛アニメ風のこそばゆい
演出と、CV・N氏によるマイナスイオン溢れる声を堪能したい。

特典アイテムはDVD後半7巻がすっぽり入るエリザベス顔面柄トートバッグ。前回の定春トートは肉球ホルダー付きだったが、今
回は「捜さないでください」プレート付(背面の熱いメッセージもお見逃し無く)、小物を持ち運ぶ実用としても使えそう。2つのトートを
並べると可愛いが妙に存在感がある。
最後に…銀魂ファンへの感謝して来る8月にイベント上映会「よりぬき銀魂さんオンシアター2D」が都内にて開催される模様、応募
要項は次の最終巻を待てとのこと。「動乱篇」「四天王篇」という銀魂屈指の名篇2回上映で、キャストのトークショー付きの様だ。