義足のランナー―ホノルルマラソン42.195kmへの挑戦
事故で、両足切断・記憶・視力の障がいをおってしまった著者だが、そうなってしまってから苦しさを諦めない練習のために、マラソンを始め3キロトリムマラソンをほうほうの体で完走した二週間後、ホノルルマラソンを完走してしまう。
他にも(できることを考え、決して諦めない)をキーワードに義足での自動車の運転やつり橋を渡ったり、スキー・登山と著者の無鉄砲ながらも日常生活に向けてのリハビリに、生きる力を学ばせてもらえるでしょう。
一つ一つの出来事をくぎって、著者二人の見方で口語文体書いており、小学校高学年でも十分読了できるようになっています。
スタートレック ネクストジェネレーション―スタートレック大研究〈3〉
1996年にジャパン・ミックス社から発行された「スター・トレック大研究」シリーズの第3弾です。
第1弾と第2弾は、TOSに特化したものでした。
この第3弾はTNGに特化しており、TOSでは2冊に別けたものを1冊に纏めた構成で、454ページにもおよびます。
企画からシリーズ化までの秘話逸話に始まり、メインキャラクターとキャストの紹介があります。
メインは、シリーズ最多、全178話の詳細なエピソードガイドです。
どれだけ詳細かと言うと、まずストーリー解説があり、トリビア満載の製作メモが掲載されています。
この製作メモには、関連するスタッフや俳優がいる場合には、そのタイトルとナンバーが記されており、瞬時に検索出来るようになっています。
更に、監督・脚本家に加え、日本語版の翻訳者まで記され、ゲストキャラクターの役名及び演じた役者と吹替えた声優名までもが記されてます。
そして、各シーズンの総括と、劇場版『ジェネレーションズ』(発行時点での最新作)の詳細解説まで、TNGエピソードの全てを網羅しています。
また、TOS版で大変便利であったキャラクターインデックスは、名前の無い端役にまで及んでいます。
更に、監督と脚本家も追加され、利便性はかなり向上されています。
ここまで詳細なTNGのエピソード解説本は、後にも先にも本書のみでしょう。
長年愛用し傷みも出て来ましたが、死ぬまで手放せないでしょう。
著者のラリー・ネメセックさんと、日本語版発行に携わった方々に敬意を表します。
親を惑わす専門家の言葉 (中公新書ラクレ 333)
忙しい毎日、ついつい、メディアの情報を表面的に受け止め、安易に分かった積りになりがちですね。注意すべき点について、具体例を出し、教えてくださっています。
専門家の研究成果は、正しく取り扱えば、それなりに役立つのでしょうが、いつになっても新しい発見があると言うことは、逆に言えば、いつになっても不完全と言う事。
専門家の言うことだからと、ついつい、万能薬のように考えてしまうと、『薬も過ぎると毒になる』のたとえ通りになると言うことでしょう。
まして、問題とする相手が、人間です。一人ひとり違っていて当り前。マニュアルのように出来るはずはないのですが、毎日の暮らしや仕事をマニュアルで片付けていると、つい、子育ても同様に対処したいと言う誘惑にかられますね。他の先生もおしゃっていますが、やっぱり、一人ひとりじっくりと良く見極める事が大事で、物事は程度問題、塩梅に気をつけましょうと、当り前の事を勧めていらっしゃるのだと思います。
とても読みやすく書かれていますが、速く読み過ぎて、早とちりしないよう、注意しましょう。
また、もっと親は自信を持ちましょうと書かれていますが、自信が無いから、専門家の言葉に頼るんですよね。何を根拠に自信を持って良いやら、分からなくなり、つい、他の子供さんと比較して、我が子に評価を下したくなります。子育ての本ばかりでなく、人生全般の本を読むのも良いかもしれないですね。そう言えば、「人生心得帖」(松下幸之助著、2001年、PHP文庫)と言う本を思い出しました。
岡田智美 唇濡 [DVD]
衣装は殆どTバックでその姿を全編通して楽しむ事が出来ます。お尻を突き出したり四つん這いになったりする姿をカメラがなめ回すように捉えています。
胸の方も衣装によっては下乳や横乳がはみ出し、シールのようなもので乳首を隠しているだけのシーンもあり、形の良い美乳を堪能できます。手ブラシーンもありますが単純に手を胸に添えているだけでなく、軽く手を動かしたり、手を押し付けて胸を変形させたり、観る側に飽きさせない動きにも好感が持てます。
接写が多く、カメラアングルは良好です。シーンがコロコロ変わる個所もありますがそれ程の問題でもないでしょう。
パッケージに掲載されている写真の衣装も殆ど出てきますので、パッケージを見られる方はそれも参考になると思います。