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ディヴィニティ 今年のeufoniusはとにかく音源のリリースが絶えなかった。2月の「アネモイ」から3ヶ月連続でシングルリリース、
自主制作での企画盤「ねじまきむじか」、間髪いれずにメジャーからはアルバムを出し、
そして今作「ディヴィニティ」である。3ヶ月に一枚は何らかの作品が出てたことになる。
ハイペースで時に冒険的な音楽活動、その成果をどの作品でも楽しませてもらってきた。

このニュー・シングルは正にこの1年、いやもしかすると今までの総括的な作品だと感じる。
表題曲は凝ったベースアレンジや細かい音が入り乱れての疾走感のあるポップ・チューンに仕上がっている。
歌詞の内容も今まで以上に扇情的。
こういう楽曲が今までに無かった訳ではないが、それでもイメージの一歩先を往くような前のめりな音が兎に角気持ち良かった。
ヘッドフォン等でじっくり聴けば分かると思いますが、非常に洗練された音作りが目立つ楽曲です。メロディも至極丁寧に作られている。言葉遣いのセンスも良い。
相変わらずのコーラスワークも絶好調。

カップリング「natalis」はさながら「空中庭園」をリアレンジしたかのような、安らげるタイプのポップ・ソング。
こちらも目新しさはないものの、安定感に関しては抜群、そしてこの時期にはピッタリの手触りになっていて安心して聴けます。

「同じ毎日に名前を付けよう そして何もかもを特別にしよう」(natalis)

精力的に活動してきた今年を締め括るにはふさわしい、そしてメジャーデビュー5周年の最後に出すにはふさわしい音源になったと思う。
不思議と自身の総括をしているような、そんなシングル。来年は自主制作の方のアルバムにも期待したい。

桃太郎電鉄12 PlayStation 2 the Best 長年愛されてるシリーズ。
もう16作(2008.2月現在)も出ております。
自分は関西出身なので、西日本編が収録されている12を手に取りましたが、西日本が思った以上広く地域に愛着を持つ事ができませんでした。
関西編や四国編、中国編と絞って出してくれたら良かったのにとも思います。

というわけで全国編でいつもプレイしてますが、面白いです。
桃鉄12ではハリケーンボンビーが新たに加わり、農村物件もおかまいなしに吹っ飛ばしてしまう為、新たな緊張感があっていいですね。
ゲーム性はいつも通りよくできてますし、ボンビーをなすり付けられた怒り、一番に目的地に着いた喜びと
喜怒哀楽を持ってプレイできる数少ないゲームだと思います。
僕は寂しくも一人でプレイしてますが、いやいや一人でも十分楽しませてくれるのはお見事。

注意事項は友達とプレイして熱くなって喧嘩しないように気をつけましょう。
そんな魔力、いや魅力たっぷりのゲームです。
桃鉄12に限らず、どれか1本持ってれば長年楽しめるソフトだと思いますよ。

バターン 死の行進 10年に及ぶ取材が切り開くバターン死の行進に至るまでとその実情、そして後日談。日本軍=悪なんて観点ではなくて、アメリカ、日本、フィリピンそれぞれの視点から描いている。日本軍の士官たちも残酷な命令を次々出すし、米軍も日本人への仕返しをしたくて仕方ない・・そんな暴力の連鎖。不衛生な環境でバタバタ死んでいく米兵・・他の戦記物を読みたくなるような傑作。
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