僕と姉妹と幽霊の約束 (このライトノベルがすごい!文庫)
良かったです。
なのに、辛辣かもしれないレビュー、すいません。
でも、良かったです。おすすめです。
あらすじから、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 1 【完全生産限定版】 [DVD]」を想起しました。
が、ファンタジー色の強い作品でした。
ブラコンによるハーレムものと
ラノベの良いとこ取りのような作品です。
ただ、新人とか別にして、ちゃんと書いています。
文庫名が、まんまなだけに王道のストーリー陋習しながら、
クイックは、加えています。
幽霊ものなので、悲しいラインは引いています。
察しが良い方やたくさん読まれている方は、
ストーリーが、読めると思いますが、
(私は、昔の有名な洋画を思い出しました)
読みやすい文章と安定感のあるストーリーは、心地は良いので、
問題ないと感じました。
幽霊ものは、締め方のパターンが少ないので、
不安でしたが、ある意味、良い締め方をしていたと思います。
こういう締め方は、自分は、好きです。
続編は、出してほしくない作品です。
年を取ると過去の作品と較べてしまう悪い癖が自分にはあります。
南紫音デビュー・リサイタル(初回限定盤)(DVD付)
日本の音楽家も世界に通ずるセンスがここまで見事に育ったのかと,感心させられる素晴らしいデビュー盤.モーツァルトは音楽家にとって試金石となる楽曲だが,その無理のないのびやかな演奏は,楽曲を徹底的に堪能できた.フレージングの呼吸が長く,息の長い旋律を一気に弾きあげていくやり方は,かつてのグリュミオーなどの伝統を思わせる素晴らしいものだ.
プロコフィエフも見事な把握で,理解の視点が広く高いことを実感させられた.特に第三楽章の幻想的な美しさと終楽章の集中力ある構築力は見事.
シューマン・イザイも素晴らしいが,最後のブラームスはこの若き音楽家の将来性を大いに期待せずにいられない,とりわけ見事なでき.
また,本盤は伴奏の江口玲氏の最高のサポート抜きでは語れない.ソリストにとって,バランスを完全に把握しながら音楽の構造を支えられるピアノ伴奏と出会えることは,大変な幸運に違いない.
さらに,録音が優れていることも特筆したい.
なお,付録のDVDはつまらない.画質が悪く粗雑なもので,いくら特典付録とはいえ,これほど価値の低いDVDも珍しい.あくまでもCD本編にのみ期待して聞くべき素晴らしいCDである.
レコード芸術 2008年 04月号 [雑誌]
サンプルCDは、車で聞くのに適しています。
音質がいいですが、音楽に聞き入ることはできない状況なので、1局入っている必要もありません。
問題なのは、雑誌をちゃんと残しておかないと、この曲よかったので、CDを買おうと思ったときに、なんていう曲かがわからなくなることです。
レコード芸術は、このCDだけでも十分ものが取れる雑誌です。
ブルーム
もう半年経つのだろうか。今でも、
アートスペースOで生を聞き、感動してこのCDを買ったのを思い出す。情熱、若々しさ。
休日の朝には、このCDが聞きたくなる。若々しさと爽やかさにあふれた、健康的で信じる気持ちにあふれた演奏。朝の清々しい気分にとてもよく合っていて、気持ちよく一日を始められる。
しっかりした演奏でありながら、その中から抑えようとしてもほとばしり出てくる清潔さ、若々しさと情熱。それが彼女の魅力になっている。 若き日のリヒャルトシュトラウスの素晴らしさを教えてくれたCD。半年前の感動がほとんど変わらずによみがえってくる。
多分、私の一生の宝物の一枚になるだろう。今後の彼女の成長がとても楽しみだ。