2235 Zero Generation UpDate [DVD]
1988年のアルバム発表当時にライヴも行われましたが今回は約20年を経て最新のサウンドと演出にアップデートのライヴ。135分を1枚のディスクに収めている為か画像質が私は良く無い部分を感じました。音響が5.1chサラウンドな点が救いでしょうか。あとアンコールで1曲カットされてるのも残念。
内容ではライヴで封印された古めの曲が現在の演奏技術で観て聴ける事が嬉しいです。曲はアルバム"2235 ZERO GENERATION"からと、他のアルバムからも結構幅広く選曲されており、最新アルバムからも4曲が聴けます。※曲目はクチコミを参照下さい。
曲以外ではメンバー3人の衣装が近年のライヴと比べると何か煌びやか感がありますね。360°対応の会場はさほど大規模ではなくステージでは、マットシや健二さんが演奏しながら走り回るのは少し窮屈そう。ライトのセットは凝っていて曲によっては幻想的な表現も良い感じ。
映像の編集では近年はやり?のカメラズームの多様やピントをぼかす等の意図的な演出は無く、3人の演奏してる様子も観やすいと思います。それだけに高画質で観れ無い事が余計に悔やまれます。
昔のZERO GENE〜ライヴ同様でシングルのc/w曲の「BACK TO THE EDGE」や「STAY OR GO」が選曲されているのも良いです。個人的には「SOUL X-PLOSION」も(11thアルバムも)好きで、初期の「FREAKS」や「MIDNIGHT FLOWER」もライヴで封印しておくのはもったいないと改めて思います。また昔のアルバムも聴きたくなりました!
総合的には新旧の選曲も良いバランスで3rdアルバムをCDで聴くのとは、また違った華麗さとパワフルさを感じるステージと思いました。
挑戦進化-HYPER PROGRESS LIVE NAKED [DVD]
目下の彼らの最新映像。同名のCDアルバムは、本DVD映像が撮影されたライヴ音源をもとにスタジオでの加工を施した意欲作だったが、このDVDでは、そのライヴ自体を楽しめる。
常に冒険心と高い音楽性を志向する彼ら。本作では、従来の「ロック・トリオ+コンピュータ」という構成、西洋音楽中心、という2つの従来の方向感を大きくスライドさせている。まず、和太鼓奏者とショーパブダンサーによるパフォーマンスを挿入している。当然和太鼓が入るので、「和」の要素を取り込んでいる。
サウンドも、どちらかというと、キャッチーというよりは思索的で、器楽演奏が核をなす構成は観衆が集中して音楽に水から接近していかないといけない緊張感を強いる。まさにプログレッシヴ・ロックの匂いを感じさせる。私は好きだし、こういうトンがったところこそがFODの真骨頂だと思う。これだけのキャリアを持ったミュージシャンが、ここまでの冒険をするという意欲だけでも称賛に値すると思う。
その分、分かりやすさ、取っつき易さには少々欠ける分は、一般のリスナーに対しては差し引かねばならないかも。
反逆のギター戦士 ZODIAC
ラウドネスのデビュー、バウワウのレディングフェスの出演で初めて日本でヘビーメタル時代が始まろうとしていた時期だからこそ実現出来たのだろうと思われるこのアルバムだか、もうすでにプロとして切磋琢磨していたつわものどもの奇跡の傑作となった。
ハードロックは大好きだがそれではメシは喰えん、この企画に日ごろの恨みと鬱憤を刻み込んでやるとばかりに、怒涛のハードロックが展開される。
ボーカルはすべて織田哲郎、英詩だが英語でしか表現できない独特の世界が展開されている。またリズム隊も強力、現山下達郎バンドの青山純(EXプリズム)伊藤コンビだ。
コンセプトはBECK’S ZEP
つまり交通事故にあって断念しなければ実現したであろう、ROD&BBA。
PAGEが盗んだものをZODIACが取り返したのだ。
でも同時期のビリースクワイヤーのDON’T SAY NOtと同感触ですが…
無くなる前に購入。
日本のハードロックはここにあったのだ。
ギター・ゼウスII
古くから世界のロックの最前線を行くアピス。慕ってくる奴らも凄い。凄腕ギタリスト、憧れのドラマーならでわ。1作目は日本のアーチストばかりだが、今回は外タレ。
本来「日本ではギタリストばっかり脚光があたっている、それはおかしい!」というコンセプトのはずが、かえってギタリストを輝かせてしまう。さすがアピス。
3曲目のやつが一番好きです。ヴォーカルが最高!なんじゃそりゃ
Purana
前作「FOXTROT」もバラエティ溢れる作品だと思っていましたが、
正直今回の作品には非常に驚かされました。
一番最初の曲「Party☆2001」では今までには見られなかった曲調に加え、
七瀬さんもRapに参加しているのには非常にびっくりしました。
そしてこれまでのスタイルをギタリスト布袋寅泰さんの参加によりさらに強く押し出した楽曲も多数収録され、ロッカーとしての七瀬節も健在です!
特に9曲目「midnight blue」は過去最高のスピ-ドと疾走感に包まれめちゃくちゃに格好いいです。
「~dandelion~」や「シュガ-ベイビ-」などポップで、可愛らしい楽曲もあり、
また「サクラサク」などのしっとり(まったり?)系のスロ-テンポなバラ-ドも収録されていて、
非常に多岐にわたるジャンルの詰まったお買い得なアルバムに仕上がっています♪
バラードから、ロック、ラップまでこなす相川七瀬さんのこれからにとっても期待できる、
まさにモンスターアルバムと言える一枚です!