キャッシュフロー 101 (日本語版)
日本だとお金に関する教育って、学校では教えてくれないと思うんです。
それは日本に限らず世界どこでも「お金に関する話題は下世話だ」と思われているからなんです。
うちには、小学校低学年の子供がいるんですが、「ボードゲーム」ということもあって、非常に興味を示している(やりたい!)といってきます。
お金に関する教育、特に財務諸表って、大人でも「なんか嫌だなぁ~」と取っ付きにくい印象があると思うんですが、
このボードゲームで子供の頃から、「何気なく」勉強していけば、お金に関する知識(少なくとも無駄遣いはしなくなる)が増えていくと思います。
もちろん、大人も楽しめますが、1つ難点なのは「買った不動産は必ず利回りがプラスになる」という前提になっていることです。
実社会(特に現代の日本)では、「利回りがプラスになる不動産を見つける(=お宝不動産をみつける)」ことが一番難しいと思いますので、この点は、ゲームだと思って割り切るしかないと思います。
また株価も「この株価は今いくらですが、将来この幅で売れますよ」という説明までしてくれているので、ちょっと物足りないと思う人は、この次のゲーム202に早く進んだほうがいいと思います。
とはいえ、お金の教育用ゲームとしては今まで「モノポリー」以外ありませんでしたので、確かに画期的なゲーム版だと思います。やってみる価値は非常にあると思いますよ!
金持ち父さんの投資ガイド 入門編―投資力をつける16のレッスン
本当のお金持ちの条件とは?投資は個人的なプランであり、投資自体にリスクがあるのではない。リスクは投資家自身だと説きます。感情に支配されて市場の値動きに一喜一憂するようでは本当の投資家にはなれない。お金持ちになるには、堅実な将来を見据えたプラン、戦略をきちんと描くことからはじめること。そして自分自身をコントロールすることが何よりの出発点かもしれません。安定よりも勇気を出して果敢にリスクに挑み、間違いや失敗から何かを学び自分を前進させる推進力をこの本はおしえてくれたように思います。単なるお金儲けを学んでも仕方ない。人間的な成長も伴わなければ投資もお金も意味がないような気がしました。
キャッシュフロー 202 (日本語版)
これは良いですよ。キャッシュフロー101とは、まったく違いますよ
プレイするたびに新しいことを発見します。また、プレイ時間もやる度に千差万別です。なんと!45分でラットレースを抜け出したり、2時間かかったりすごいです。202は本当にトレーダーになった気持ちがします。IPOが出来たり、空売り、プットオプション、コールオプションが体験できます。
オススメです
キャッシュフロー101がないと遊べないと言うのが難点です
金持ち父さん貧乏父さん
お金に対する理解を深め、不労所得を得るというエッセンスに注目が集まりがちな本書ですが、
【幸せな人生における、お金の位置づけを考える】という視点で読まれることをおすすめします。
本の中の金持ち父さんも何度も言っていますが、
お金をたくさん稼ぐか、普通に生活できる程度に稼ぐかは、あくまで一つの選択肢でしかないのです。
重要なのは、無意識レベルで抱いてしまうお金への欲望や恐怖心に気付き、コントロールすること。
金持ちが金持ちなのは、そのコントロールができているから。
自分自身はお金とどう向き合うかを改めて考える機会をもらいました。
金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
簡潔にまとめると・・・
人は経済的に4つに分類―つまりE(従業員)、S(自営業)、B(ビックビジネスオーナー)、
I(投資家)に分類できて、BとIは経済的自由を得るのに最も効果的。
ただし、自分のクワドラントを変えるためには自分の人間的本質や価値観を変える必要がある。
行動を変えるのではなく、自分を変えなくてはならない。例えば投資家になるには投資をする前に、
投資家と同じ考え方や物の見方が出来るようにならないといけない。
ということでしょうか?
少し行き過ぎて、本書のテーマを「不労所得を手に入れよう」にしてもよかったかも・・・。
出版当時は星4つをつけることが出来たでしょうが、この本を読むより
金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法と
金持ち父さんの起業する前に読む本 -ビッグビジネスで成功するための10のレッスン
を読んだほうがいいです。
なぜならこの2冊のほうが実践的で、特に「若くして豊かに引退する方法」のほうがこの本で主張されていることをより分かりやすく書いてあります。
前作と違い、読んでも読まなくてもいい本です。