水の音楽~オンディーヌとメリザンド
ミケランジェリが亡くなってから、なかなかドビュッシーの納得できる演奏に出会えません。
しかし、ここで演奏されているドビュッシーやラヴェルは、演奏者の一本芯の通った美意識と透徹した解釈、それを十二分に具体化するテクニックに支えられ、かなり満足できるものです。スタインウェイではなくベーゼンドルファーを使用しているというのも、大きなポイントです。
また、リストについても、決してテクニックをひけらかすのではない、イメージ喚起力の強い演奏で、好意がもてます。
ところで先日、『のだめカンタービレ』の、恵がフランスの海辺の町で初めてのリサイタルを開く話を読んでいて、あれっと思いました。主催者のリクエストでモーツァルトを2曲演奏した後、恵が選んだのは、リストの『波を渡るパオラの聖フランチェスコ』、ラヴェルの『水の戯れ』と、海辺の町にちなんだ「水もの」2曲、そしてシューベルトのイ短調ソナタでした。「リストとラヴェルはのだめの先生が選んだのかな。それにしても渋い選曲だなあ」と思っていたら、なんとこのアルバムにその「水もの」2曲が入っているではありませんか。ひょっとして『のだめ』の協力者のなかに、このアルバムを聴いた人がいたのかも。ブームに便乗したCDはいくつも出ていますが、せっかくならこういうしっかりした内容のアルバムも、もっと多くの人に聴いてほしいですね。
Let’s!TVプレイCLASSIC タイトーノスタルジア1
知ってる人は皆知っている名作・タイトー黄金の城が遊べるだけでも、十分価値がある。しかも、その移植度が…結構高い!
キィ・レスポンスは非常に良好。
ポロリ、棍棒、武器楯破壊、レッドソード、音声、屏乗りなど尽く再現されている。
敵攻略法も、大体、そのままだ。
一面の背景が、ミョーに暗いのが少しアレだが、全体的な完成度に比べれば、ごく些細なことだといえる。
影伝はタイメモ版に比べ、敵の攻撃が非常にヌルく、レスポンスが良好なので、(良くも悪くも)とても簡単になっている。
音質に関しては、タイメモに一歩譲る。
両アレンジ版に関しては、好みもあると思うが、オマケ程度に考えた方が良いだろう(私にはあまり魅力が感じられなかった)。
総合して、充分、良製品だと言える。
ただ、コントローラが小さすぎるのと、パッド部の形状・耐久性が多少気になる。
今後の同系商品では、その辺のところを考慮してもらいたく、星4つとする。しかし、これは限りなく5つ星に近い4である。
魔法騎士レイアースBEST SONG BOOK
レイアースの名曲がたくさん入ってます。
一曲目の「ゆずれない願い」は、田村直美さんが歌う、言わずと知れた名曲ですよね。この歌の詩には「光・海・風」の全てが入っているんですよ(^^*)
いつも跳べないハードルを 負けない気持ちでクリアしてきたけど
出し切れない実力は 誰のせい?
この部分を聴いた瞬間、本当に背筋がゾクっとしました。
「ゆずれない願い」は唄っている田村直美さんが作詞・作曲をしているのですけれど、田村さんの歌の中でもこの歌が1番じゃないでしょうか。
8曲目の、「いつか天使になれる」は、田村直美さん作詞作曲の歌を、海ちゃんこと龍咲海が歌っています。高音が綺麗で、海ちゃんファンは是非vvv
ワーズ・ワース VOL.1「光と影の伝説」 [DVD]
さすが剣と魔法の支配するファンタジーだけあって、人以外の人外も当然出てきます。
だけど、やっぱりモロに獣やら動物を出すことは出来ないみたいで(それの目的のための)
頭は人外、身体は人というそういうキャラクターが目白押しな訳ですね。
ヒロイン達がこれまた魅力ある上玉揃いで…、何言ってんだろう…。