BIRTH
どうもジャニーズアイドルというとあまり音楽としては低クオリティと思いこみがちだが、KAT-TUNのクオリティは非常に高い。
表題曲BIRTHはドラマ等で耳にすることも多いだろうが、BIRTHで興味を持った方には是非通常版のカップリング曲たちを聞いてみてほしい。前作、前々作にも言えたことだけれど、KAT-TUN楽曲の真髄はカップリング曲に発揮されている。
BIRTHからは一転、3曲ともクラブサウンドになっていて、エフェクトが多用されているが、それでいてメロディアスなボーカルラインが心地よいので耳になじみやすく、また昔から彼らの得意分野のエフェクト効果をうまく活かした5人のハモりは作品を重ねる毎にレベルアップしている。
特にBABY B MINE後半の絡みつくような多重メロディと高音フェイクはどの音も気持ち良く融合していて素晴らしい。
ファンならずとも満足できるおススメの一枚!
『ぼくら』連載漫画版 妖怪人間ベム (KCデラックス (1591))
昭和43年に放映され、その後も根強い人気を誇り、何度も再放送されてきた、超名作ホラーアニメの漫画版が初めて単行本として発売されます!!
「ぼくら」に連載された、全9話が収録されています。私自身、「妖怪人間ベム」を超える作品は、絶対にないと思っています!!
ペンギン・ハイウェイ
私は森見さんの作品を初めて読みました。
実のところ、私の大好きな作家さんが以前SF大賞を受賞していたので、同じ賞を受賞しているこちらは、どんな内容なのか気になった次第です(^^;)
およそ子ども離れしたようで、実はどの子供よりも子供らしい好奇心旺盛の小学4年生の男の子と、その友達、そしてキーパーソンとなる謎のお姉さんを軸に物語が進んで行きます。
SFなのかただの不思議storyなのか最初の方は判断がつきませんでしたが、最後の最後でSFだと感じるようになりました。
終わり方は想像していた通りという感じが否めませんでしたが、個人的にこのような終わり方は好きですので、満足できました。
小中学生の読み物(読書感想文のネタ?)として良いのかなと思いました。
簡単でサクサク読めます。
時には童心に帰って、冒険を謎解いてみたいという人にオススメです。