劇場版 エスカフローネ [Blu-ray]
テレビ版が好きだった人は見ない方が
いいと思います。
あまりに絵柄が洋風でごついし
キーマンといえるディランドウとフォルケンが
意外に薄い人物像になり残念です。
ナリアエリアのゲスト出演もさわり程度です。
作画や声優は素晴らしいのですが、脚本が
今1つ納得いかない・・・。
天空のエスカフローネ Blu-ray BOX (初回封入特典付)
大好きな作品です。(当時はエヴァンゲリオンも同時期に放送しており影に隠れた感がありましたが)
少女漫画チックな内容とロボアクションという合わせ技、独特の世界観とクオリティの高さに虜になりました。
制作陣も有名な赤根和樹さん(アイアンリーガー、最近だとノエイン、鉄腕バーディーなど)やマクロスでお馴染みの河森正治さんなど豪華です。
声優陣も今では超売れっ子の坂本真綾さん、みんな大好き関智一さん、三木眞一郎さん、中田譲治さん、コナンの中の人、高山みなみさん、ピカチューの中の人、大谷育江さん、などなど超豪華です。
特に坂本真綾さんはオープニング曲「約束はいらない」で大好きになってしまい、以来15年以上ファンを続ける程です。
菅野よう子さんもこの時に知り、ファンになりました。
その後、TVシリーズとは別時空の映画版が公開された時には大喜びして板橋の映画館に行ったものです。
今見ても十分楽しめる非常に素晴らしい作品です。若いアニメファンの方も是非どうぞ!
#最終話の最後のシーン、菅野さんの音楽と相まって大泣きです、ファンだけでなく制作陣にも愛された作品だなあと感じました
オマケで、CLUBエスカフローネというバーで声優陣が対談する映像特典で我らが姫、坂本真綾さんが恋愛事情を語ろうとするとカットされるという事故もあります。(笑)
蛇足ですが、放送当時LD(ジャケットが大きく結城信輝のイラストが素敵)を全部集めて、その後、限定でDVDBOXが発売となり速攻予約。
と思ったらリマスターDVDBOXが出てこれも購入。その間、サントラCDも買い漁り、Special Editionという総集編的なVHSも買ってました。
もちろん劇場版のDVD、BDも買ってます。
これでBDBOXを買うと、4セット目となる訳ですが、流石にどうなんだ自分と思ってる次第です。
でも買うんだろうなあ。
天空のエスカフローネ
この「天空のエスカフローネ(平成8年4〜9月)」は、まあ「メカ戦つき異世界冒険譚」のベースに、西洋風の異世界の構成と、そしてヒロイン・神崎ひとみ(by坂本真綾)の持っていた「タロットカード」とが妙に深く印象に残りましたね。その「タロットカード」を、「敵側・味方側のメカや組織の設定」に持ってくることもできたかな、と私は思うのですけど^^;。
曲としては、OPが「1」、EDが「15」と、両方とも収録されていますが、「1・13」は当の歌手・坂本真綾さんのアルバム「ハチポチ」(これの3年後に登場)に収録されましたので、少し価値が落ちてこの評価ですね。歌詞のあるイメージソングが少ないような気もしますけど。
追伸:この作品のタイトルを聞いて、少年ジャンプ発の漫画「ジョジョの奇妙な冒険(特に第3部)」を連想した人はどれだけ居られますか?(苦笑)
天空のエスカフローネ(3)
「天空のエスカフローネ」のサントラの3枚目です。
1、2と順を追って聞いてきたのですが、曲目に、構成に、感無量でした。
最後に収録されている「アゲイン」が…とても素敵でした。静かなピアノと、オーケストラの壮大さが上手く絡み合って、切なさがひしひし伝わってきます。最高です。
この曲はサントラ1の最初の曲をアレンジしたものなのですが、「アゲイン」に限らず、他の曲にも同じ、粋な趣向が施してあります。サントラ2に収録されていたオーボエの曲が口笛バージョンで収められていたり。古楽器の笛で演奏されていた旋律に、ピアソラの曲のような伴奏とボーカルがついていたり。
それぞれ別の魅力が備わっているというより、自分で作った曲のどのパートがどのように聞き手の心に訴えるか分かっていて、そこを最大限に生かしているように感じました。見事な職人技です。
3枚のうちで一番好きだし、オススメの盤なので、単独で聞いても十分満足がいく作品とは思いますが、できれば1、2、3と聴いてみてください。「アゲイン」まで聞いた時、粋な計らいを感じますから。
エスカフローネ サントラ
映画も本編も見た事が無いのですが、
とにかく聞いてみろとの友人からのアドバイスにより、軽い気持ちで聞いてみました。
…ここまでとは思っていませんでした。
以下、私のお気に入り評です。
1「指輪」
…坂本さんの透明感のあるボーカルに癒されます。耳ざわりが良いです。寝る時に聞きたい曲。英語版の25より、こっちの方が優しい雰囲気。
2「First Vision」
…民俗(山岳民族系)音楽調を前面に押し出したエキゾチックさが魅力。一気にテンポアップする後半は心拍数も上がります。
4「Into GAIA」
…冒頭の女声合唱が美しい!ユニゾンからハモりにうつる部分は特に。
10「Sora」
…何語なのか、いまだに分かりませんが、やわらかい発音の独唱。1同様、寝る時にいいかも。
15「What'cha gonna do???」
…ぽーんぽーんぽんぽんぽん♪という間の抜けたメインボーカルのバックで、ひたすら「ワッチャゴナドゥ、ワッチャゴナドゥ…」と歌う、謎かつコミカルな曲。気付くと頭の中で流れてます。
18「Dance of curseII」
…IIということは、おそらく本編サントラの中に同名の原曲があるのでしょう。バトルシーンで使われていたと思われる激しい曲ですが、決して、不思議なくらいにうるさくありません。アルバムの題名がコーラスになっているとは思いませんでした。エスカ!フローネ!
24「のみとりうた」
…この内容で、どうして最後にわらべ歌が入ってるの!?
透明感溢れる楽曲に、マカ不思議な合唱をちりばめた一枚。
バラエティ豊かな曲全てが、決して押し付けがましくなく、それでいて印象的なのです。
自分が知る限りのCDの中で、一番好きなモノの一つです。
最後まで聞くともう一度最初から聞きたくなります。まさに指輪。