Sounds That Can't Be Made
前作Happiness is the Roadから約4年たってのリリースとなる。その間にファン・コンヴェンションの拡大・セルフカヴァー(アコースティック)アルバムのリリースとライヴ・様々なバンドとのパッケージツアーといった経験が生かされている。
1・5・8曲目には長時間の曲を配し、間に小品を散りばめてはいるが、引き出しの多い彼らならではの絶妙なアレンジ、息のあったアンサンブルで飽きさせることはない。
厳しい現実に直面しても尚、誇りと希望を失うことなく生き続けること−彼らもまたそうであったように−、彼らのメッセージがとりわけ伝わる今回のアルバムである。「ただ存在しているにすぎない」ことから一歩踏み出さないか?厳しくも愉しい誘いと共に。
Made in Heaven [VHS] [Import]
学生の時に見て、最後に流れる曲を聴くと涙が出そうになるストーリー。LLの先生に勧められて見たのがきっかけでした。巻き戻すたびにまた最初から見てしまい、何度も見てしまいました。人の出会いの尊さを感じさせてくれる作品です。
小田和正コンサート“どーもどーも”その日が来るまでin東京ドーム [Blu-ray]
自分は札幌ドームに参加した。
雨により30分以上遅れて始まったコンサートは、最高に盛り上がり、帰りの雨をはねのけた。
東京ドームは放送された物がカットだらけ。
ここに本物がよみがえる。
ライブの臨場感を全て伝えることはできないけれども、小田さんのコンサートの完成度は多くの人に体験して欲しいのだ。
Word Power Made Easy
これまでは日本の単語集ばかりを手につけてきましたが、この本は評判がよかったので、購入に踏み切りました。
僕の場合ですが、英語の勉強をするときに、あまり手を動かさなくなったような気がします。単語の書き取りなどは、大学受験が終わってしまってからは、全くといっていいほどしていませんでした。
しかし、この本はドリル形式で問題がズラリと並ぶので、手を動かさざるを得ません。問題にしたがって、手を動かしていくと、ああ自分はこの単語のスペルをきちんと覚えていなかったななど、発見があります。
個人的には内容も素晴しいと思っています。語源によるアプローチはほとんど初めてですが、個人的には非常に興味も持て、楽しく勉強できました。
ボキャブラリーのレベルが上がるほど、文章で出会う確率は下がってきてしまいます。つまり、読んでるうちに覚えるさ、という発想が必ずしも有効でなくなってしまうのです。そうしたハイレベルの単語を覚えるのには、丸暗記以外の何らかのクサビがあると非常に手助けになるとか思われます。この本ではそれが「語源」ということです。
ただ本はなかなか厚く、レベルも高いと思うので、気合いのある方、積極的にチャレンジしてみてください!!
アイデアのちから
「記憶に焼きつくアイディアに『方程式』はない。しかし、共通する特徴は確かにある。それが成功を高めているのだ」。
よいアイディアについての本。他人へ訴えかけるストーリーを作る方法についてわかりやすく説明している。記憶に残るアイディアはかならずしも自分で作る必要はなく、発見するのでも良いという。どの章も具体例が豊富で、伝えたいメッセージがはっきりしており、巧みでわかりやすい書きぶりだ。中心になっているのは、以下の6つである。
・単純明快(Simple):核となる部分を見つけて伝える
・意外性(Unexpected):関心をつかみ、関心をつなぎとめる
・具体的(Concrete):理解と記憶を促す。協調を促す。
・信頼性(Credentialed):信じてもらう。外部からの信頼性と内在的信頼性。
・感情に訴える(Emotional):心にかけてもらいう。関連付けの効果を利用。自己利益に訴える。アイデンティに訴える。
・物語(Story):シュミレーションとしての物語。励ましとしての物語。
「知の呪」についての注意を喚起しているところは印象に残った。基本的にマーケティング活動向きの内容といえるだろうが、他人に何かを訴えるためのアイディアを生み出す活動であればそれ以外の分野でも応用は利きそうだ。