アトリエ マリー+エリー ~ザールブルグの錬金術師 1・2~(通常版)
元々、PS版を持っているのでどうしておまけがないのが気になります。
初め、どちらもクリアしなくては出ないのかと思ったらそうではなく。
これでは移植しても劣化しているように感じます。
元のゲーム性がよかったので、それは評価できますが。
それでもPS2に移植したわりにははっきりいって期待はずれ。
中古で出てたら買うかも、程度にしか思えません。
PS版のエリーをやっても、PS2版をやっても代わり映えしないところも。
もう少し、努力してほしかった。
マリーのアトリエ プラス~ザールブルグの錬金術士~ PlayStation the Best
アトリエシリーズの一番最初の作品のリメイク版。
イベント等が追加されたのでオリジナルよりお得だと思います。
主人公マリーは落ちこぼれの錬金術師。5年と猶予を与えられその間に先生を納得させられる物をつくり無事に卒業できるかという、おおまかに言えばこういうゲームです。5年の間に何をつくったか、何をしたかによってエンディングが何パターンかに分岐します。
街の外にはモンスターがいて当然闘います。しかし、マリーは錬金術師であって戦士ではない。なので街の酒場などで冒険者を雇って錬金の材料となるものを探しにいくというRPG的な要素もあります。しかしそこまで戦闘システムには凝っていませんけどね。
このゲームのメインはやはり錬金です。最初のうちは材料があまりなく、なかなか依頼をこなすことはできないのですが、中盤以降になると材料がどんどん手に入るのでガンガン錬金することができます。それが面白くて何時間もハマってしまうわけです。
冒険者も個性豊かで友好度に関連して、冒険者とのイベントも数多くあります。
結構前の作品なので画質と操作性はそこまで良くはありませんがすぐに気にならなくなります。
アトリエシリーズをやってみようかと思う方は是非このゲームからプレイしてみてください。
可能世界・人工知能・物語理論 (叢書 記号学的実践)
本書は、可能世界という考え方を物語論に応用した意欲的な著作です。現在の認知物語論などの土台を作った本でもあります。1980年代になされた、可能世界論を応用した物語論の集大成とも言えるでしょう。この本では、物語世界は、様々な世界の集合(宇宙)であるとされます。テクスト宇宙とは、テクスト現実世界を中心としてその他のテクスト代替可能世界(登場人物の願望世界など)が衛星のように存在する構造と言い換えることもできるでしょう。そして、テクスト現実世界自体はテクストの指示対象世界(これは、私たちが実際に存在している現実体系の諸代替可能世界から作られています)について事実を主張することになります。こういったイメージを基にして、物語とはどのようなものであるのかを考えていきます。著者自身は虚構性というものを物語の重要な要素と考えているようです。本書の前半では様々な重要概念(中心移動、到達関係、最小離脱法則、ふり(ごっこ))が導入されていきます。本書の後半では、もう少し具体的なトピックが語られます。プロットであるとか、物語価値性、物語の自動生成プログラム、などが具体例とともに語られます。この本は一見難しく見えるのですが、具体例も豊富ですし、必要なときは場合分けなどをしながら現象を説明していくので、可能世界論の知識がなくても十分議論についていくことができると思います。また、訳者の岩松正洋さんによる本書解説は、本書を物語論の中でどのように位置づければいいのかを示してくれるので、本書の補足としても非常に有用でした。
デリカテッセン <デジタルニューマスター版> [DVD]
知らなかった~っ!あの「アメリ」の監督のデビュー作が「デリカテッセン」だったなんて・・・。
ということで、本当に、むかーし、むかしに劇場で見ました。
でもとっても印象深い作品です。
そのころは、まだCGなんて簡単には使えなかったので、ひとつひとつが手作りという感じで、とても良かったです。監督のこの映画への入れ込みとこだわりが伝わってきます。オープニングをはじめ、絵の細かい作りに拍手!話の奇天烈さに拍手!ユーモアの数々に拍手!です。
私たち、ブルジョワ―フランス上流階級のスタイル事典
25ANS,MISSの読者は必読のバイブル。パリのお嬢様にもいろいろパターンがあり、どんな結婚をしてどんな仕事につき子供を母校に入れるか入れないかで悩んだり・・・・・ついでにパリの超名門校にも詳しくなります。そうあのフローランダバディ氏の母校も紹介されています。彼はお坊ちゃまなのです。気持ちの良い午後にゆっくりとお茶を飲みながら読んでみてください。きっとあなたもパリジェンヌ!