はいからさんが通る(2) (講談社漫画文庫)
約20年ぶりに、「はいからさんが通る」を読ませていただきました。
こんなに素晴らしい漫画が存在していたなんて…改めて感激です!
是非皆さんに読んでもらいたいですね。
実は、自分でも気がつかなかったのですが、少尉は私の初恋の人だったらしいのです。長身、少し目の垂れたところ、くせ毛の髪、どちらかといえば面長の顔…いまだに好みは変わっていません。(笑)
はいからさんが通る(1) (講談社漫画文庫)
至る所に散らばるギャグが過剰にシリアスにならないようにしています。
ストーリーはなかなか切ない話、ラストはハッピーエンドで良かったです。
蘭丸が可愛すぎる。あと環と森吾の話がもう少し読みたかったです。
はいからさんが通る 全4巻セット 講談社漫画文庫
大正時代を背景に繰り広げられるコメディ、とはいえ、なかなか時代設定もきちんとしている漫画です。竹下夢二の店「港や」がちょっと顔を出したり、「浅草オペラ」でプリマドンナが歌いだしたりすると思わず自分までタイムスリップ。柳町の芸者・吉次さんもいい味を出しています。
主人公の紅緒は跡無女学校に通う女学生。隣の家には幼馴染で紅緒を慕う歌舞伎役者の美少年・蘭丸が。突如現れた婚約者は、美貌の伯爵家の息子、伊集院少尉。シベリア出兵で少尉が亡くなると(実際は生きている)、紅緒の上司としてこれまた美貌の長髪編集長・青江冬星が現れる。という美男子のオンパレード。
ユーモアと恋の切なさが満載。現代の「ハイカラさん」にもうってつけの物語です。