映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団~はばたけ 天使たち~DVD通常版
最初は不安だった新キャラクター(以降ピッポ)が、
意外にも大活躍していて物語にしっかり溶け込めていました。
蛇足ではなくきちんと物語に欠かせない重要なキャラに成っていて安心しました。
最初は旧作品ファンとして不安を感じたピッポでしたが、
ギャグの役割やのび太達との関わりよる心情やのび太達とリルルとの接触等多くの
重要なシーンで重要な役割を果たせていて、不安も吹き飛び物語を楽しめました。
もちろんラストシーンでもピッポは重要な役目を果たしていました。
ラストシーンはピッポの台詞が伏線になっていて驚きました。
旧作のジュドをピッポにした(ヒョコ姿にした)理由はこのためかと思い感心しました。
ピッポという新キャラクターにも納得がいくストーリーそしてラストでした。
ちなみにピッポ=ジュドなので厳密にえば新キャラクターではないのですが
オリジナル要素がかなり強いのでここでは新キャラクターとして呼ばせてもらいました。
弁護士のくず DVD-BOX
とにかくノリのいいドラマで久しぶりに大笑いしました。トヨエツのおちゃめさ加減にもまいりましたが、伊藤英明さんのコミカルな演技もよかったです。二枚目って何をやっても絵になるもんですねえ。
弁護士ものというとどうしても理屈っぽくなったり、説教じみたりしますが、この作品はそんなところがまったくない。大切な何かに気づかせてくれるのは終盤のほんの一言です。
続編に期待しちゃうなあ。
バカの壁 (新潮新書)
養老氏の独白を文章化したものであって、
養老氏の思うところがつらつらと述べてあります。
基本的に現代社会の危うさを啓発したいとの思いがあるようです。
批判の理由付けとなっているのは養老氏自身の経験(常識)です。だから、戦前戦後といった養老氏と同世代の方は彼の考え方に共感するかもしれませんが、その世代でない私にとっては、そうですねえ・・・
お父さんが子供に対して話す世間一般についての哲学的な教訓と受け取れました。
たとえ共感できないとしても、違った時代を生きた先輩がどう考えているかを知るのは今の時代を知る・自分を知る、という意味で結構重要なんじゃないかと思うので、一読してみるといいと思います。短いので簡単に読めますよ。