24 -TWENTY FOUR- ファイナル・シーズン ブルーレイBOX [Blu-ray]
「24はやっぱ日本語で楽しむ!」という方は結構多いでしょうが、
前回シーズン7あたりから何かセンスが悪く感じる。
というのも、” 同じシーズンで同じ声優の使いまわしがやたら多い ”のだ。
シーズン7ではテロリストと大統領の夫が同じ声優だったり、
今回はノバコビッチとローガンの主席補佐官の声(シーズン5)が同じ声優だったりと、
「あ、また同じ声優使ってる!」と誰でもすぐに気付く程。
この点を指摘してる方が他にもいましたが、本当に使いまわしが多いっ!!!
ジャックなど数名の声は存在感があって良いが、その他はジブリの悪影響のせいか、素人が声優をやってる感じがしてならない。
24は日本でも人気があるので、有名人が「声優やってみたい!」「はいどうぞ」とでもやってるのだろうか?
せっかくの名作も日本語吹替えが陳腐なデキだと、作品自体の質も悪く見える。
凡作でも吹替えのデキが良ければ、それなりに良く見える。
ジブリの有名人を使う手法に違和感を感じる方には分かると思います。
素人だろうがそのキャラに合った声をしていれば問題ないんでしょが、合ってない方が多い。
『深み』が無く、『浅い作品』になってしまう。
セリフの変更も多々あり、字幕では「お前のメス犬は俺が殺した!」⇒(ジャックが逆上)
吹替えでは「お前の女を俺が殺した!」
と、わざわざ盛り下がるセリフに変えている。何でだ??
(ちなみに英語で聞くと「ビッチ」と侮辱するセリフになってる。)
声優が悪い訳ではなく、そのキャラに選んだ人、セリフを考える人、全体の完成度をチェックする人のセンスが悪い。
同じ声優ばっか使ってる時点で何かおかしい。
テロリストリーダーなのに普通の通行人のような声だったり、
30〜40代の色っぽい女性が変に若いギャル声だったり・・・
24は本当に大好きだったので新キャラが登場する度に「何だこの声は!?」「また同じ声優かよ!」と完成度が下がってしまった事に嘆く。
超大好きだっただけにこう言わせて頂きます。「何て事してくれたんだ!」と。
24 -TWENTY FOUR- ファイナル・シーズン DVDコレクターズBOX
見終わった後、虚脱感に取りつかれた。
第1話でジャックが自分を頼って逃げて来た情報屋ビクターをCTUのコールに
引き渡す際、淡々と引き渡しだけして、キムとLAに行こうとするのに対し、
コールは“That's it?(それだけ?)”と戸惑いの表情を見せる。
見終わった直後のぼくの感想がまさに“That's it?”おいおい、ジャック、
どうなるの?どこ行くの?どうするの?誰か頼むから教えてくれ!
しかしもう仕方がない。とにかく、ジャックよ、頼む。幸せになってくれ。
時々は笑顔を見せられるような環境で暮らしていてくれ。
またいつか姿を見せてくれ。孫と幸せそうに戯れる姿を。今までありがとう。