The Best of Goshima Yoshiko/Open up
私が五島良子さんの名前を初めて聞いたのは約3年前。 私にとって“音楽の師匠”と言える人が、「良ちゃんは日本一歌が上手いよ」と言って、「この人にここまで言わせるんだから、間違いないんだろう」と思い、だいぶ遅くなったけど、やっと最近CDを買いました。感想は、とてもありきたりな言葉では伝えられません。何でこんな凄い人がこんな無名なんだろう?・・・本当に、マライア・キャリーとほぼ同じ声量で歌ってるんです。この実力なら、世界でも充分通用するはずなのに!まあ、そのマイナーなところがまた良いのかもしれないけど、もうちょっと有名になってもいいんじゃないかな〜と(^_^;)そんな事を思わせるアーティストです。 The Best of Goshima Yoshiko/Open up 関連情報
発売が1996年ということなので、すでに10年以上前になるのですか。このアルバムを聴いた当時、少々痛々しいと感じるほどの誠実さに衝撃を受けたものでした。いくつもの音楽がアッというまに忘却の彼方にしまい込まれていく中で、このアルバムだけは今でも思い出したようによく聞きます。「魂を削りながら歌う」と思わせるような歌い手を、未だ見つけられず(Fiona appleや椎名林檎という手もあるか・・・)、それ故強烈な記憶として今でも残り続けているのではないかと。この「PIERCED」が僕にとっての初めての五島良子でしたので、こりゃすごい!と思って慌てて前のアルバム「Froggie」を購入し、(失礼ながら)とても失望したのを思い出します。「PIERCED」を期待して「Froggie」を購入したのですから、さもありなん。あれから五島良子はいくつかのアルバムを発表していきますが、この「PIERCED」を頂点に(←あくまで個人的な指標として、ですよ)ゆっくりと、良く言えば落ち着いて行く、悪く言えば退屈になっていったように思えます。さて、五島さん、あんたホントはどっちなんですか?「Froggie」的なものと「PIERCED」的なもの、どっちがまわりの大人たちに騙されてやったことなんですか?もうそろそろ答えてくれてもいいんじゃないかと。え?アルバムを聴けって? PIERCED 関連情報