微分積分
高校の教科書調で書かれていて、大学数学で挫折した人でも確実に読みこなせると思います。基礎的な例題や演習題が豊富で計算はこれ1冊で完璧です。
イプシロン―デルタ論法、一様収束などは載っていません。数学的な論証をきっちりやりたい人は別な本で勉強したほうがいいでしょう。
数学物語 (角川ソフィア文庫)
古くからある名著だと思うのだが、一時絶版だったのが復活しているのを知ってうれしかった。思い出すに、通っていた私立の小学校5年生の時に、夏休みの宿題で読むよう(ただし読まなくても良い)に出された。最初の方は良いとして、だんだん「数学」なるものに入って行くところが、子どもながら手に負えないような気がして、先生も無茶をするなあ、と気おくれしたものだった。が、読んでみると全くの杞憂で、あっという間に通読できた喜びは今も忘れられない。数字や算数の内容が確かに社会や歴史の中の実例で語られていく語り口が子どもながらに面白く、ぐいぐい引き込まれた。内容的には上級の学校で習うことも入っていたが、読みだしてみると、抵抗もなく読み終えてしまった。ちなみに私は数学は嫌いではなくても決して得意ではない方で、後年学校の授業のペースの速さに閉口するようなタイプだ。だがそれでも本書を小学5年生で食い入るように読めた。ではどうして習っていない内容が書かれていても、最後まで読めたのだろう。思うに、この本は、「算数物語」ではなく「数学物語」であって、序章の方の非常に優しく見える数の話の段階で、すでに、「算数的な」思考では書かれていなかったことが良く作用していると思う。読みだした子供は、難易ではない段階で、すでに普段学校で習っている算数とは違う「入って行き方」=「数学的な考え方」が不思議だが難易ではないので受け入れてしまう。やがて話が上級学校の分野になっても、すでに考え方に慣れているので、内容が習っていないものでもさして気にならず受け入れられたのだと思う。僕自身は後年理数系には進まなかったが、数学は決して嫌な学科ではなく付き合い続けられたのは、もしかすると本書の体験があるのかもしれない。今の子供たちにも広く読んでもらいたい気がしている。
V奪還!~2005年阪神タイガース全記録~ [DVD]
2003年、18年ぶりに優勝した時は、うれしすぎて色んなDVDを買いましたが、一番良かったのは、このDVDです。だから、今年は、このDVDしか購入していません。発売が楽しみでした。日本シリーズを見るのは、チョット複雑な気持ちになりますが、ペナントレース全試合が見られるので、充分楽しめると思います。又、個々の選手をピックアップしたDISCも有るので、今年大ブレークしたJFKは必見です。値段も手ごろだと思うのですが・・・来年こそは、日本一になったDVDを買いたいです。
SINGLE HISTORY 1
デビュー27年を迎えるTHE ALFEE。
そのTHE ALFEEのシングルコレクション第一段。
このHISTORY1では、再デビュー曲「ラブレター」から
82年「別れの衝動」までの全シングル曲とそれぞれの
カップリング曲を収録。
THE ALFEEの地位を不動にする大ヒットさく「メリーアン」
以前のフォーク色の強い曲が多い。
それゆえに現在のロック形態よりさらに
三人のハーモニーの美しさが光る。
すばらしい数学者たち (新潮文庫 や 10-3)
数学とは、どのようにして発展してきたのかが、数学者のエピソードを交えながら、平明に分かりやすく解説した良い本。どなたも、経験がありますように、良い先生は極めて少ないのが、現実なのです。理由の一つに、実力で教師になった方が少ないからかなと・・・・・・。特に数学嫌いの人に読んでほしい良い本です。これ程役に立つ本は早々ないのでは、一押しです。