アルファ・ロメオ
アルファロメオの歴史を、美しい数々の写真入りで解説した本です。創設期から2004年のアルファGTまでのクルマを概説していて、写真とこなれた訳文により楽しく読むことができます。アルファロメオを語るのに欠かせないレーシングカーの記述ももちろんありますが、その内容の中心は市販車です。
この本に特徴的なのは、1900、ジュリエッタ、ジュリア、スパイダー、ベルトーネ・クーペ、モントリオール、アルファスッド、アルフェッタといった旧車について、詳細な解説の他に、親切な「バイヤーズ・ガイド」が付されていることです。例えばスパイダーであれば「特に後期型は、インナーフェンダー部分にあるフロントクロスメンバーのマウント周辺が錆びやすい。」といったもので、旧車をお探しの方にも役立つ内容が記されています。
この種の本には、解説が詳細過ぎたり厚くて重かったりで、読むのに苦労するような大作もままありますが、本作に限っては一般的な読者にも読みやすく、もちろんアルフィスタにも楽しめる、よくまとまった本だと思います。
ギター・チャプター [VHS]
個人的に、Symphony Xの音楽自体は興味が持てませんでしたが、マイケル・ロメオの演奏には唖然とさせられました。
「正確でクリーンな早弾き」という点では、世界の最高峰に位置するのではないでしょうか。技術的な点だけで言えば、現在のイングヴェイを遥かに凌いでいます。
限りなくクリーンに近い音質で全てを弾いているのも、印象的です。
ごまかしの一切無い、正確無比なプレイに自身が有るのでしょう。
ネオ・クラシカルのプレーヤーとしては、レガート系のフレーズを多用するのが少し変わっている点です。
唯一の問題点は、ハイレベル過ぎて自分の演奏に取り込めない点でした・・。
ロミオとジュリエット [DVD]
このロミオとジュリエットのDVDは、もともと英語の勉強のために購入したのですが、話のおもしろさ、オリビアさんのかわいさ、衣装の美しさで何度見ても飽きが来ない作品でした。そして何度か鑑賞しているうちに、自然と英会話が頭に入ってきて、リスニング力が知らない間に上がっていました。もしこれから英語の勉強をなさろうとしている方なら是非お勧めしたい作品です。