鈴木邦彦 商品

鈴木邦彦 鈴木亜久里の挫折―F1チーム破綻の真実 (文春文庫)

 本書は06・07年とフル参戦したが08年シーズン途中で活動休止となった鈴木亜久里のF1チームのドキュメントである。 本書によるとF1GP参戦には58億円の供託金と年間100億円ほどの活動資金が必要だという。誰が考えてもビジネスとして成立させることは極めて困難であろう。まずは組織運営の失敗を学ぼうという「失敗学」の観点から本書を手に取ったが、彼の強烈な夢とロマンがあらゆるビジネス上の困難を貫いた2年半の大冒険が描かれていた。賞賛すべき活動であった。 亜久里とともにF1を去っている佐藤琢磨選手のグランプリシーンへの復帰を切に願う。 本書には、チャンピオンクラスのF1ドライバーでもなければ、チームにとっては誰が乗っても同じ、ドライバーについてくるエンジンやスポンサー資金のほうが重要だと書いてある。佐藤選手は01年イギリスF3選手権のチャンピオンであり、なんとあのマカオグランプリも制しているが、確かにF1界だけを見ればそんな経歴の連中はごろごろいるのかも知れない。しかし我々日本人にとってはもう二度と現れない逸材だ。 本書の内容は可もなく不可もなく。欲を言えば鈴木亜久里の内面への深堀が物足りない。もっと凄まじいドラマがあったはずだ。 鈴木亜久里の挫折―F1チーム破綻の真実 (文春文庫) 関連情報

鈴木邦彦 シンシアリー・ユアーズ

ジャケット写真そのままの、ふたりの楽しげなやりとり。美しいパッセージ。爽やかな、とても気持ちよく聴けるアルバムでした♪ シンシアリー・ユアーズ 関連情報

鈴木邦彦 HIT SONG MAKERS 栄光のJ-POP伝説 [DVDエディション]

このDVDは、J-POPを理解する上で必須だと思う。いわゆる「昔の作曲家」たちのインタビューでしょ?と言われそうだが、ジャズバンドのバンドマン達が多く(バンドのピアニストが多い)、別に、音楽を商売と割り切った人たちだったわけではない。つまり、今で言うロック/ポップバンドのバンドマンであり、坂本龍一や小室哲哉や中田ヤスタカと同じ立場。昔の日本は、YMOやTM NETWORKの時代とは違い、バンドが脚光を浴びる時代ではなかったために、彼らは「作曲家」としてのみ名が知れた、というだけの話。「職業作家」と言うと、バンドマン魂も何もなく、小手先のテクニックだけで作っていた商売人のように言われるが、決してそうではではない。宮川泰によるザ・ピーナッツの作品群、鈴木邦彦による黛ジュンの作品群など見ていると、新しいJ-POPを創造したいという野心に溢れたものだったということが、ビシビシ伝わってくる。それに加えて、彼らには「ヒットさせなければならない」という使命感があった汾、より仕事に緊張感もあった。正しくプロフェッショナル。同じプロフェッショナルだと思われる、坂本龍一や小室哲哉や中田ヤスタカにも是非インタビューして欲しい。 HIT SONG MAKERS 栄光のJ-POP伝説 [DVDエディション] 関連情報

鈴木邦彦 天使の誘惑~鈴木邦彦作品集

 エッ、これも鈴木邦彦の曲なのか!と驚くばかり、ポップスからゴールデンカップスのGS、黛ジュン、奥村チヨのお色気路線も、前川清、山口いづみ・・・このアルバムの50曲の歌い手を見ただけで蒼々たる且つ懐かしいメンバーで鈴木邦彦は阿久悠・なかにし礼等昭和の歌謡史のまさに生き証人である。 そしてユーチューブにも無くて探しに探してた三浦恭子が歌う「女は生きるために泣く」をディスク1−15についに発見! 昔、コント55号の喜劇映画の中でなぜかこの曲が唄われていた記憶があります。 強烈なインパクトのある名曲ですね、この曲だけでも購入の価値があります。 どなたか映像の「女は生きるために泣く」をお持ちの方はユーチューブへのアップをよろしくお願いいたします。 この曲は音楽的にもイントロからのバリトンサックスとピアノ・キーボードの音色が絶品で素晴らしい作品であると思います。 ドスの効いた艶歌・三浦恭子の声に再び出会えて感激をしております。 天使の誘惑~鈴木邦彦作品集 関連情報




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