カス・カウンティ
楽曲、すべて素晴らしいです。しかし、穿った見方をすると、前作の商業的失敗を踏まえた上、マーケティング見てのリリースとしか思えません。過去ソロ4作は、モダンで、旬なアーティストとコラボしたりと、イーグルスとの違いを見いだす大胆なアプローチで、私のようなリアルタイムでイーグルスを知らないファンを魅了する作品造りをしてきたように思います。だけど今作は、当たり障りのない「当てにいった」感の強さを感じてしまうのです。作品自体は、だいぶ前から完成されていたようですが、イーグルスのツアーもあり、このタイミングリリースとなりましたが、激しいドラミングがウリのスタン・リンチをパートナーにして、この地味さは正直ガッカリです。
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君が望む永遠 「ほんとうのたからもの」 set [DVD]
ねぇねぇ、あなたが望む「永遠」ってなにかなぁ?きっとね、それがね、「ほんとうのたからもの」になるものなんだよ。 でもね、永遠って儚くて、傷つきやすいものだからほんとうに、ほんとうに大切にしないと、たからもの・・・なくなっちゃうよ・・・ それにね、永遠であって欲しいものって普段はね、すぐそばに何気なくあるから、ぜんぜん気づかないの。失ってはじめて、そのものの大切さや存在の大きさが分かって、後悔だけが残るんだよ。 だからね、あなたにはそうなる前に「ほんとうのたからもの」見つけてほしいなぁ。 たからものために、悲しいのに笑顔でのお別れなんて、私にできるのかな・・・ DVDはね、OP→本編→EDの流れは、相変わらずいいものです。特に、EDの「星空のワルツ」が、心にしみわたるように響いてきます。私は、この曲のおかげで優しい気持ちになって各話見納めています。フルサイズお聞きになりたい方は、是非とも「君が望む永遠」portrait2 遙でお聞きください。 最終話のEDは「君が望む永遠」ですが、最後のEDにとてもピッタリな曲です。きっとお気に召してくださることと思います。
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In Boston
クリス・ボッティには失礼だが、むしろルシア・ミカレリを聴きたくて(見たくて)買ったソフト。熱い濃厚な「エマニュエル」が存分に楽しめる上、演奏する姿が大映しになり、映像としても満足度が高い。また、その前後に登場するヨーヨー・マの貫禄たっぷりの「ニューシネマパラダイス」、キャサリン・マクフィーの愛らしさなど、豪華なゲストが続々と出演して見所満載。最後のカーテンコールで、2ショット目からキャサリン・マクフィーの姿が消え、あれッ?と思わせる。2日間のステージを繋ぎ合わせたためであろう。
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Chris Botti in Boston (W/Dvd)
お洒落で落ち着いた華のある男性、というのはこの人だろう。日本では人気いま一つの感じがあるものの、超一流のジャズ・トランペッターのクリス・ボッティである。キャッチフレーズが「孤高」となっている?? この人ほど周囲に人を集められるミュージシャンは少ないのに。アメリカではテレビ、ラジオで自分の番組を持ち、社交界の華みたいなもの。トランペットの心の師はMデイビスで、直接の師匠はウディ・ショーと、本流上がりなのである。この辺から「孤高」という言葉が生まれたのかも知れませんね。インディアナ大卒。ポップス・ロック・映画音楽なんでもござれの器用ぶりで、気がつけばスムーズジャズの第一人者になっていた。ボストンでの豪華ライブの本作品にも登場するが、ロック歌手スティングと一番親交が深いらしい。そういえば2人は似ています。作品内容については、ヨーヨー・マとの感激の「ニュー・シネマパラダイス」など、他のレビューアーの皆様が紹介している通り秀逸ぞろい。ついでに過去DVD2作品も凄い。ここで一つ取り上げるならアメリカン・アイドル上がりのキャサリン・マクフィーを見出したことだろう。彼女は短期間にスターにのし上がった。これからも活躍が期待できる。ブルーレイでも発売されているが、DVD・CD付で廉価の本作品がお勧めだと思う。ブルーレイは実際、音はいいのだが、映像がブルーレイ・プレーヤーで見ればほぼ同程度、と思う。何で★4つなのか? 出来過ぎなんですよ〜〜〜
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クリス・ボッティ・ベスト
哀愁漂う音色に瞼の奥に風景が浮かびます。心が落ち着いている時や落ち着かせたい時のいずれのタイミングでもOKライブに行ってみたい。
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