高い。なかなか出せない金額です。でもですね、このCDは間違いなくそれだけの金額を払う価値があります。音源でも素晴らしい音楽を聴かせてくれましたが、やっぱりジンタの魅力はライブです。メンバー同士の阿吽の呼吸、お客とメンバーの微笑ましいやり取り。まったく、たまらん。これこそ酒飲みロックですよ。音楽好きが集まって、自分等の好きな音楽を演奏し、それを音楽好き達が幸せな顔で観ている。これが呑まずに居られますか?日本音楽史に残る、残さねばならない音源。特に酒が進む音源部門では大賞にノミネートしたい。さらに未発表音源も収録されており、これまた名曲に次ぐ名曲!素晴らしい!是非買いましょう。絶対元取れます。 青天の霹靂 関連情報
売れないマジシャン轟晴夫(大泉洋)は、ホームレスの父の死を知らされ、橋の下の段ボールハウスの前で茫然と立ち尽くす。そこで晴天の霹靂(落雷)に直撃され、意識を失う。意識が戻った晴夫は、1973年(昭和48年)の浅草にタイムスリップ。若い芸人(手品師)夫婦である両親と出会う…。父親から、「母親は、浮気した俺に愛想をつかして出て行ってしまった」と聞かされて育った晴夫は、ダメ男の父にも、自分を捨てた母にも、恨みでいっぱい。自分の人生が冴えないのは親のせいだと、負のオーラ出まくり。これを大泉洋という役者が、なんともいえずリアルな存在感で演じている。冴えない、もてない、30代男の不充足感。タイムスリップして出会った40年前の父正太郎(劇団ひとり)は、ダメ男そのまんまで、晴夫はストレートに怒りをぶつける。「そんなんだからホームレスになっちゃうんだろ!」という息子の怒り、良く分かります。だらしないオヤジのほうが、よくできた聖人君子のような父親よりずっといいなんてことは、年とらないと分からないからね。そして母親悦子(柴咲コウ)。美しく、けなげで、ダメ芸人の正太郎を支え、叱り、愛して、晴夫の誕生を待っている。収入のために晴夫と正太郎は「手品漫才」とでもいうべきジャンルを開発し、どつきあい、ののしりあいながら手品を演じて笑いをとっていく。寄席・雷門ホールの出番もどんどん深くなっていき、悦子は出産の希望に燃えている。いいなあ、この時期の幸せ感。出産に備えて入院している悦子が、「私はどんな母親になるの」と晴夫に聞き、晴夫が、戸惑いの中で口にする「あなたは、(生まれる子ども=自分が)生きる理由です」と答える場面は秀逸。晴夫にまとわりついている負のオーラが、すっと消え、30年間の鬱屈から解き放たれる瞬間が、みごとに映像化されている。呆け天の目からは、滂沱と涙があふれました。この場面を作りえただけで、この映画は傑作です。いや、ほかにもいいところはたくさん。1970年当時の、60年代的な貧しさも残り、その後の豊かになっていく日本もきざしている、端境期の東京下町の感じ、密着した濃い人間関係なども雰囲気でてます。雷門ホール支配人の風間杜夫、いいなあ。自由で、いい加減で、ノンシャランとした感じがぴったり。だいたい、タイムスリップしたら浅草というのは、風間が主人公を演じた『異人たちとの夏』(1988年)と設定同じだし。感じのいいオマージュになっている。大泉の手品はスタントなしで自分で演じたとのことで、これもみもの。劇団ひとりの豊かな才能に、乾杯。「あなたは、(わたしの)生きる理由です」という名台詞の誕生に乾杯。 青天の霹靂 通常版 DVD 関連情報
大泉洋さんが好きで本作を購入しました。鉄板の王道なストーリーで、無駄がなくシンプルな作品でした。劇団ひとりさんの強いこだわりが優しく表現されており、とても美しかったです。本作を見た後に、特典映像のビジュアルコメンタリーを見ると2倍楽しめます。ぶっちゃけ本作よりビジュアルコメンタリーの方が好きです(笑)劇団ひとりさんと大泉洋さんの制作裏話が、漫才みたいで面白く爆笑しました。メイキングが意外とあっさりしていたのは残念でしたが、ビジュアルコメンタリーだけで十分なほど満足できました。素敵な作品をありがとうございました。 青天の霹靂 豪華版(Blu-ray2枚組) 関連情報
炊きたても、さめても甘味のあるウマイ米です。おにぎりにピッタリ、おべんとうにもOK 青天の霹靂 青森県産初の米最高評価「特A」米 5キロ 関連情報
映画館で2回見ました! やっぱり良かったです!家なら、まわりを気にせず、泣けますし、、、 青天の霹靂 通常版 Blu-ray 関連情報