穴埋め・記述で学ぶ財務会計理論
第61回の財務諸表論を受けたが、この本をマスターすれば7割以上は得点可能だと思った(この問題集からそのまま出題された問いもあった)。ただし、非常に細かい論点が多々あるので、そこは飛ばしても良いと思う。また、会計基準や会計原則を理解するための本というより、理解した後のアウトプットのための本なので、初心者向けではない。
<女子大生会計士の事件簿>世界一感動する会計の本です[簿記・経理入門]
むずかしいことをわかりやすく書かれた本はなかなか無いのですが、この本は本当にむずかしいことがわかりやすくなっています。
それは小説が面白いとか、絵がかわいいとかではありません。
簿記や会計の本質がそこに語られているからだと思います。
簿記をかじろうとしている方、またちょっとだけもかじった方も必見です。
会計の時代だ―会計と会計士との歴史 (ちくま新書)
制度や仕組みは、必要性があって初めて構築され、進化していく。
会計制度についても、時代にあった形に常に変化して現在の形になってきた。
それが良く判った。
会計士の歴史も興味深い。
今では会計士は貴重な存在としてその立場を世間に認知されているが、そこに辿り着くまでには歴史の背景もあるだろうけれど、携わってきた人達が着々と築き上げてきたのだと思う。
同じ「士」を関する資格を持っている身としては、考えさせられる「歴史書」であった。
でも、会計はやっぱり難しい。
その印象は覆らず・・・。