和田裕美の日めくり 毎日「あたらしい私」と出会う31のメッセージ
我が家に届いてから、毎朝、ぱらぱらとその日直感で感じたページを見ています。
不思議なことに、偶然広げたページに
自分が探していた答えがあったり
ページを見ていると、ほっと安心し、何か和田裕美さんのワクワクが伝染して
一歩前に勇気をもらえます。
日によってちょっとずつ使っている色が違っているのも素敵だと思いました。
毎年使える、カレンダーなのにこの値段。それも嬉しく思いました。
新日本紀行/冨田勲の音楽
新日本紀行は、昔たまにですが見ていました。この音楽を聞くと、日本各地の(まだ訪ねていない土地も含めて)風景がリンクして頭に浮かびます。以前からこの音楽を探していたのですが、やっと見つかりうれしく思いました。映画「学校」も見ましたが、このアルバムにはそのテーマ曲も含まれており、購入できてよかったです。
幸福な生き方
高価な書籍ですので購入するのに躊躇しましたが、
買って良かったと思っています。
西嶋和夫さんは、すでに90歳を迎えられていますが、
70年以上に及ぶ坐禅の実践と、曹洞宗永平寺を開いた道元禅師の著作である
正法眼蔵への研究に人生を注がれ、長年積み上げてきたものの結晶として
この書籍を書かれたのかな、と読みながら思いました。
仏教は理論的に非常に緻密ですから、どうしても専門用語を用いながら合理的に
説明が書かれていますので、素人の方は「すごく難しい本」と印象を持たれるかもしれません。
でも、西嶋老師が長い人生を通して体験してきたことと仏さまの教えがどう関係があるのかを
分かりやすく説いてありますから、少しでも関心を持った方にはお勧めします。
仏教の本は、1回読んですぐわかるというものではありませんので、
他の本も合わせて、何度も読まれているうちに、仏教の大体の輪郭が
お分かりになるのではないかと思います。
コーチングのプロが教える決断の法則「これをやる!」 (講談社Kハード)
良い事、ためになることを読んでも行動に繋がらない経験は誰しも経験しています。著者は、「目から鱗が落ちても、結局『行動』は変らない。なぜこのようなことが起こるでしょうか?」と問いかけをして、20のストーリを通じて謎解きをします。コーチングのプロとして、管理職に対する集合研修と一対一のエグゼクティブ・コーシングの実例を通じて具体的に「決める」ことの意味とどうしたら決める事ができるのかを解説します。18章では45歳で執行役員に抜擢された幹部の話が紹介されています。400人の社員と一対一の面談を二回実行(一回一人1時間)している幹部に感動します。1回目は「雑談。二回目は、「仕事の話」。執行役員がビジョンを語ったり,社員のビジョンを引き出したりする。役員が全員に必ず聞く質問がある。「期末、最終日。いろいろなところを回ってへろへろになって、体は心底疲れている。時間も、もう18時を過ぎている。でも、もう一件行けば,ひょとしたら売上げを積ませることができるかもしれない。もちろん無駄かもしれない。その時に『よし!』と体を動かすとしたら、なにが動機になるのかということを全員に聞くんだよ。」一人ひとりの社員を動かすものを表にして、コーチングをする。共通の価値観をもつ部下も彼らの部下に対してコーチングをする。真似なくては、と決意しました。ところで、著者自身の「やり抜いた」体験が第5章にでています。スーバマーケットで、30分以内に百人以上の買い物客に対して、周りのひとが驚くほどの大きな声でハーイと話しかけた経験です。「上司」の役割、責任が本のサブテーマです。14章では、著者の上司の伊藤守氏の生き方が述べられています。どんな結果になったとしても、それは自分が引き起こした、と考える。「自己責任」を身上とする。コーチの存在意義は?コーチと核心的定義は、「真の自己責任意識を相手に目覚めさせることができる人」です、と著者は熱く訴えています。
幸せになる生き方
人から薦められて購入しました。
当たり前のようで、本当に心から深く考えることを避けていることを
容赦なく指摘してくれる本でした。
「生きる価値のある人生とは、自分の選択や生き方に責任をもてる人生だけ」
とか、
「残酷なくらい自分自身に素直にならなければ、生きる目的はみつけられない」
などなど。
著者の書いていることは、叱ってくれるお母さんの言葉のように感じました。
とにかく、ポジティブで、そのままのあなたが本当によいと思う生き方をしなさい、
と、叱咤激励されているようでした。
よくあるスピリチュアル本とは少し違って、愛情のこもった「厳しさ」を感じました。
引用は、どれも印象的です。
どの引用がツボにはまるかは人それぞれだと思いますが、人生の年輪を重ねるにしたがって
気に入るフレーズも変わるのかもしれないという気がしました。
いまの自分にとっては、これが一番ぐっときました。
「何でも愛するための方法、それは、そのものがいつかなくなるかもしれないと気づくことだ」
チェスタトンの言葉だそうですが、どんな人なのか、もっと知りたくなります。
引用句は、ちょっとしたブックガイドのように使える気がしました。
少しずつ、長く、愛読できる本だと思います。