こどものための読み聞かせ えほんであそぼう 3 (三びきのこぶた/おおかみと七ひきのこやぎ/ありときりぎりす)
親戚の子供(3才)へのプレゼントに購入。正直なところ、もし、自分に子供がいたらDSなんかより絵本で十分と思っていたのですが、こんなに夢中になってくれるとは思いませんでした。
はじめは、音読をききながら、話しかけてあげたり。はやく次のページを見たがります。
慣れてくると、自分でタッチペンで画面のいろんなところをタッチして、音がしたり絵が動いたりすると大喜び。自分に子供がいないこともあり、子供とのつきあいは苦手なほうなのですが、ただの知育ソフトというよりは、親子(または大人と子供)の立派なコミュニケーションツールとして機能しているようです。
こういう、ゲームとはちょっとちがう、あたたかいソフトがふえるといいな、と思いました。
バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑
大図鑑での知見を元にしているから、この価格で、日本の直翅目全種掲載ということができたんだと思う(大図鑑後の種も掲載)。ちょっとレイアウトがもっさりしている感は否めない。だけれども、標本写真や図も適宜配置され、種を同定するには十分だと思う。
直翅目は苦手な分野だけれど、この図鑑を片手に、親しんでいきたい次第だ。
真夏のキリギリス
誰もが知る大ヒットが有るでもないのに、長く活動が続いているし金沢でのライブはソールドアウト…不思議に感じて(スタレビもそんな存在でしょうか)いたのですが、この曲を聴いて合点が行きました。
自分がイケてないこと位十分にわかってる…表面上何がJ−POPだひと夏の恋だ下らねェ所詮俺に関係ねェし的態度取りつつ…それでも内心ヒョっとしてしてと無駄な期待抱きつつソワソワ…花火だミュージックフェスだとウロウロ時間無駄遣い…結局イケてる連中がイイコトしてるの見せつけられ…自分には同じくイケてない野郎友達とつるんでグダグダ…結局ナニも無く夏休み終了当然受験勉強計画も全く進行せず…痛い!痛すぎるぞ!>俺!、という自らの青春時代(約25年前)が走馬灯のように頭を駆け巡りました。増子先輩のガッサガサのダミ声が沁みるんすよ…心の古傷に…
怒髪天は長いキャリアの中で男(特に時代に乗れて無い方)の心を鷲掴みにする楽曲を数々発表しておられ、同世代ということもあり、遅ればせながら今後は心して拝聴申し上げたいと存じます。そして次の石川県でのライブには是非参加したい…大いに騒ぎたい…持病が悪化しない程度に…と思う次第なのであります。
きりぎりす (新潮文庫)
『風の便り』が良かった。
私は、太宰治の何かにつけて他の作家の傑作にコバンザメ的に寄り添いたがる姿勢が気になっていたのだが、
その理由がほぼ解説されていて、溜飲の下がる思いがした。この作家は自分でも自覚なさっていたようだ。
好きな人をわざわざ厭な奴だと言う偏屈さに共感することはできなかったが、そう言う人の心理を多少理解できたようには思う。
表題作の『きりぎりす』は……作品以上に作者の実生活を重視することの可笑しさが感じられた。
Sunny Hill(サニー・ヒル)/The Grasshoppers-Maxi Single[韓国輸入盤]
韓国ラジオを仕事しながら流し聴きしていると、ん?誰これ?と手が止まり、つい気になってしまうのがサニーヒルのトリッキーなサウンドと音楽性。清純さやセクシーな見た目が売りの韓国アイドルグループとは明らかに違う。こういう個性的なグループがもっと日本で支持されないと韓国ブームも一過性の薄っぺらいもので終わってしまうのではないでしょうか。韓国アイドルとかに「ふーん興味ないし」という人にこそおススメです。