Quiz Show [VHS] [Import]
ストーリーの展開といい、テレビ局のありかたを鋭くえぐったレッドフォードの力作。どう控えめに見ても、フォレスト・ガンプより数段上の作品である(いまだにあの作品がなぜオスカーなのか理解できない)。
QUIZ(1) [DVD]
ある平和な家族の息子が誘拐されてしまう。
そこに財前直見演じる、桐子カヲルが捜査に乗り出す。
そしてこの誘拐事件の特異さと桐子カヲルの特異さによって加速していく。
映像演出がかっこいい。オープニングはかっこよく、エンディングは妙な不安、怖さを感じさせる絵だった。
財前直美もかっこよかった。あんな目つきが出来る人だったとは・・・。
近年に通じる色々な人に関する問題が出てきたりする。引きこもり、不倫、家族不和などなど。
Quiz (下巻) (角川コミックス・エース)
普通、原作つきの漫画において漫画家が個性を持った人だと、原作の雰囲気がそがれてしまう事が少なくありません。一方で力量に欠ける漫画家ですと、ドラマの魅力を十分に出せないことになります。ところが本書においては、作者独特のスタイリッシュな絵柄(初印象は「切り絵みたい」だった)が目立ちながらも、どう見てもまるで原作のドラマの雰囲気を非常に上手く出しているのです。本書において原作のドラマファンが失望することはまず、ありえないでしょう。
そして日和って後半だれてしまい無難な結末を迎えた本編ドラマに対し、まるで異を唱えるようにドラマとはまた別のラストが本書には用意されています。それを受け付けない方もおられること必至ですが、とりあえず一読の価値はあるでしょう。
Quiz (上巻) (角川コミックス・エース)
(パイドパイバー・スプーンマンを読んだ後、ドラマQUIZ鑑賞済みでこの作品を読みました。)
パイドパイバー・スプーンマンと好作品を発表中の浅田寅ヲさんの
商業誌第一作目です。
TBSでドラマ放送された『QUIZ』のコミックversionとなっております。
基本的にはドラマでのキャストをふまえてのキャラ設定されているようです。
この作品ですが、後の作品群と比べてしまうと見劣りしてしまいます。
ストーリーは、ただたんに映像版を平面化した感が否めません。
話の盛り上げ方・起伏が乏しく、登場人物の心理的描写が十分ではありません。
コマわり、構図に関しましても不満が残る部分はあります。
やはりこの手のサイコ系サスペンスにとって、この部分の未熟さは致命的であると思いました。
ただしかし画力に関してはその非凡さを認めざるを得ません。
この作品ではまだ完全に熟成してはおりませんが、
パソコン処理という方法が
彼女の持つセンスを平面に映し出す事にこれ以上ない武器となっている事は事実です。
作者のこの後の作品に比べてという前提において★3.5
以上の事から、、
◆パイドパイバー・スプーンマンを読み、作者自身に興味をお持ちの方
ご購入をお勧めします。
◆ドラマQUIZをご覧になった後でこの作品にも興味をお持ちの方
ご購入なされても損はございません。
◆浅田寅ヲって結構いいよって友人から紹介された方
パイドパイパーをまずご鑑賞下さい。
※初版時帯有り
QUIZなないろDREAMS
うわ〜〜懐かしいな〜〜。これ、ゲーセンで、かなり人気あった。今は亡きゲーメストも、この虹色町の奇跡をかなり力を入れて特集してました。たしか、サキちゃんの人気がすごかったような・・・。
当時、恥ずかしくて、ゲーセンでプレイできなかった、クイズゲームなので金がかかる...という理由で私はやりたくてもできませんでした。そして、ゲームショップには売ってない。しかし、便利な世の中だ。
ゲーム自体は、シンプルなクイズゲームにギャルゲー要素とすごろくを加えたかんじで、本当に単純明快です。クイズゲームが苦手な人も、オプションで難易度を変えられるので安心してください。後は、キャラと絵柄が気にいれば、買って損はないと思います。
昔、ゲーセンで、やりたいのに後ろでチラチラ見てたそこのあなた!!! 買っちゃえ!!