ムーミン谷のおくりもの
まずはムーミンのゲームを出してくれたメーカーに感謝!内容は基本おつかい+イベント。プレイヤーはムーミンを操作してムーミン谷を歩き回って話しを聞く事でいろいろなイベントが起こったり、頼まれ事をしたり、を繰り返していく感じです。プレイ感覚は、どうぶつの森です。イベントなどはしっかりムーミンで丁寧に作られていると思うのでファンの方や子どもにはいい。因みに自分はムーミンの大ファンです。どうぶつの森というと誤解があるかもしれないので追記します。毎日のんびり暮らすというところではなくて魚を釣ったり木を揺すって果物を拾ったりして図鑑を埋めるといったやる事の部分の事です。このゲームはイベントを観るのがキモだと思うのでゲームしたい人は作業ゲーだから注意です。
楽しいムーミン一家 ~姿の見えないお友達 他 [DVD]
モラルや常識は親や学校が子供に教えるべきもの、でもそれだけでは不十分ですね。日本は漫画やアニメが優れた国だといわれています、それは素晴らしい事、でも正直、最近のアニメは非常識な事はモラルを落とす行為を楽しむ傾向がとても強いと思います。その点、今回のDVDの楽しいムーミン一家のお話「姿の見えないお友達」はとても素晴らしいと思いました。それはいじめとは何か、いじめられるとどんな気持ちがするかを教え、また、いじめられた子供にも心強くなってととても強いメッセージを発しているからです。「お隣さんは教育ママ」ではフィオンカ婦人は空き家に3人の子供ともども引っ越してきます、ムーミンママとの教育の違いなど見ていてとても楽しかったですよ。
楽しいムーミン一家 ~魔法の帽子 他 [DVD]
1990年よりテレビ放映され大人気だった癒し系アニメ、「楽しいムーミン一家」が嬉しい嬉しい再DVD化です。以前に発売されたバージョンは2話で千円、DVDとしてはちょっと物足りない感じでしたが、今回は3話収録、75分間とちょうど良い感じですね。今回の3話のチョイスが実は一番、楽しみでした。というのも小説版「楽しいムーミン一家」で大好きだった飛行オニの帽子のお話が入っていたからです。小説版だとこの飛行オニの帽子の楽しいお話がたくさん収録をされていたのですが、アニメ版では省略されてしまいましたねー、でもムーミン変身のお話など大好きだったお話がアニメで見られて実に大満足でしたー、そんな訳で評価は星5つですぅ。
たのしいムーミン一家 (講談社 青い鳥文庫)
読みにくい哲学の本を読みながら、「次は絶対ム-ミン読もう!」って思って、読み終わると即ムーミンを買いました。わたしに必要なのはどっちかっていうとムーミンなんじゃないかって思いました。
たのしいムーミン一家 (講談社文庫 や 16-1)
子供向けではない、大人の鑑賞に充分耐え得るシリーズ作品。
世間体や容姿にこだわる人、他者を見下す人、常に何かに怯える人、マイペースに徹する人、
何かを集めずにはいられない人、他者の視点に立てない人、独善的な親切を押し付ける人…
ムーミン谷が、私たちの世界と同じである事に気付くはず。
主人公であるムーミントロールは良くも悪くも「普通」の体現キャラクターで、読者に最も共感され易いと思う。
彼の意外に繊細な面が魅力的。「男の子は男らしく」という性差別が日本ほど酷くないのかな。
周囲は情緒的なムーミンを愛しているが、本人はハードボイルドなスナフキンに憧れている。
ムーミンパパがニョロニョロの放浪に憧れるように。定住を旨とするムーミンママとは対照的だ。
まぁ父も子も、帰る場所=ママがあるからこその放浪願望なのだが。
孤独を愛しても、完全なる孤独には耐えられない「社会的な動物」である面がよく出ている。
シリーズを通して読むと、あのスナフキンがあのミィの甥であったり(ミィの姉がスナフキンの母)と、
アニメでは知り得なかったエピソードが発見でき、なんとなくお得感。
作者の祖国の情勢不安を反映した「彗星」などは、近付く崩壊への恐怖が現代に通じて読み応えがある。
最終巻が多少尻切れトンボだが、ムーミン谷を出てしまった一家が、そのまま消息を絶つのも当然の話で。
どこか打ち捨てられた島の灯台に、彼らが住みついているような、ぼんやりとした余韻を楽しめる。