知られざる万人の病てんかん (医学教養新書)
てんかんだと思われる偉人について書いてある部分は、
いろんな症状がありながらも、偉業を成し遂げたことにとても勇気付けられました。
ただ、1点表現が気になり著者へ抗議したい気分です。。。
ジャンヌダルクが発作を人前に曝すことなく汚れなき乙女として生涯を閉じたという文章があり、心無い言葉だと思いました。
その他については、基本的なことがわかりやすく書かれていて参考になりました。
てんかん発作こうすればだいじょうぶ―発作と介助 (「てんかん」入門シリーズ 1)
てんかんは一般の人にはなかなか理解しがたい病気であるが、「よくぞこれだけわかりやすく書いてくれた!」と拍手を送りたいくらい良くできた本である。
てんかんの分類はもちろん、特に役立つのが後半の各種発作時の対応の仕方。日常において起こりうるであろう状況を例に挙げ、懇切丁寧にどのようにしたら良いか書かれている。
私もこれを参考に患者さんにアドバイスしたい。