スリーピー・ホロウ [DVD]
ティム・バートン&ジョニー・デップコンビのホラーファンタジー?
スタンダードではなく、一癖も二癖もある役をやるジョニー・デップ
今回 演じる主人公は、さほど癖がないが、充分 面白かった
過去の経験から、科学を信じオカルトを否定しているが、
一旦そういった物に触れると、恐怖で気絶してしまう三枚目な主人公
日本人としては、馴染み易いタイプかな
過去から続く因縁が絡み合い、最後に一つになるのだが、
その辺 劇場では ちと判り辛かったが、DVDなら大丈夫
しかし、やっぱり物語としては今ひとつな感じを受けた
なんとなく、盛り上がりに欠けたまま終わってしまう
ホラーとしても、日本的な怖さも外国映画的なビックリもない
本来なら、重くなる話を主人公の三枚目な設定が和らげるのだろうが、
むしろ軽さというか、安っぽさに見えてしまう
しかし、閉鎖的で灰の積もった様な陰湿な街の映像や、
おどろおどろしい森、狂気の美しさすらある首無し騎士等、
映像は独特の世界観があり、美しい
ホラーシーンとしては、首を切られるシーンが全編通して素晴らしい
昔のスプラッターの様に、如何にも人形ですって感じではなく、
自然にスポーンといく(ってレビューもどうかと思いますがw)
ティム・バートン、ジョニー・デップに反応する人は
楽しめると思うが、単にホラーが見たいって人には お勧めしかねます
スリーピー・ホロウ [DVD]
ティムバートンらしい映像美。18世紀のアメリカが舞台ですが、ファンタジーというか、恐いおとぎ話のような雰囲気があります。
首なし騎士の迫力と怖さ。彼の愛馬の走る音や剣を振る時の効果音が、それに拍車をかけています。
マジメだけど度々気絶するユカイな主人公。ジョニーデップの演技の幅の広さを思い知らされます。
全体的にはホラーな雰囲気ですが、クスッと笑えるユーモアな部分も多く、怖さばかりが先に立つ作品ではありません。そこがまた楽しめました。
少し複雑なサスペンス要素もありますが、そこは視聴者に「犯人探しをさせよう」というよりも、「スリーピー・ホロウ(舞台となっている村)」の謎めいた不気味さを演出する手助け的な要素に感じられました。
あと、クリスティーナ・リッチ演じるカトリーナが凄ぇ可愛かった(笑)
外国人女優の大半は「美人」「セクシー」「格好いい」といった感じですが、そういう意味では彼女は異色でした。お嬢様のような可憐さと、不思議な妖しさを兼ね備えた非常に魅力的なキャラクターです。
私は特にティムバートンやジョニーデップのファンというわけではありませんが、この映画は最高に楽しめました。今まで数々の映画を見てきましたが、その中でも1、2を争う映画です。
絶対にオススメします!!
最後に。
この「DTSバージョン」は以前に発売された「コレクターズエディション」よりも手頃な値段なのですが、同様の特典映像は収録されていません。
予告編と、監督の音声解説のみです。
※「コレクターズエディション」にはメイキングやインタビューなど、約1時間の映像特典があります。
スリーピー・ホロウ [Blu-ray]
18世紀末、田舎の村で次々と起こる斬首殺人について
ジョニー・デップ演ずる捜査官が調査しに行く話。
村や衣装の完成度もよく、絵になるシーンが多い。
個性的な捜査官の言動と事件の解明についても楽しめるし、
映像的なインパクトも非常に大きい。
首なし騎士が村人の首をはねていく場面を中心に
結構なグロテスク映像が連発する。
後半、事件に関わる人物名が次々と挙がるので
序盤から村人の顔と名前、立場を把握しておく方が良い。
スリーピー・ホロウ
映画作品がこんなに良かったんだからサントラも買わねばなるまいてーっとさっさと購入しました。バートン監督とは仲良しこよし?のダニー・エルフマンがプロヂュースです。(「バットマン」「シザーハンズ」など)
これは本当に素晴らしい出来です。劇中ですが、映画を観てなくたって面白いでしょう、逆に映画を観たくなるかもしれません。
オーケストラ+亡霊の大コーラス風です。くもり空の晴れ間に射す光のようなソプラノの美声とハープ、大聖堂のパイプオルガンのような音も入っていてうっとり。 ホラー映画の音楽といっても恐い気持ち悪いというのではなくファンタスティツクなし上がり、でも曲が終わるまで振り向かないように、首無し騎士が立ってるかもしれないから。
スリーピー・ホロウ <コレクタ-ズ・エディション> [DVD]
私は、監督のティム・バートンが大好きなんですが、
その中でも、この作品が一番好き。
ティム・バートンといえば、『シザーハンズ』が有名ですが、
私にはちょっと悲しすぎます。
この映画は、ホラーでありながら、コメディなのでは?
と思わせるところが大好きです。
主役を演じるジョニー・デップの演技もこの映画にピッタリだと思うのです。
今回もティム・バートンらしく、全体のトーンが暗い映像ですが、
それが美しい!周りの木々がまるで生きていて、ヒソヒソ話をしているように見える。
全体的に黒っぽく、灰色なイメージの映像のなかで、
美しく白い、クリスティーナ・リッチが印象的でした。
映像やストーリーに、あれだけメリハリをつけるのってすごいです。