本書は鬼籍に入られた日本の科学者101人の方を2ページでその生涯と業績を解説するもので、日本の科学や科学の歴史に関心があり、科学史を学ぶ人の必携本といえます。レビュー者は科学に関心がありながら、本書によって歴史の中の科学者のほんの一握りの人しか知らないことを改めて認識させられました。また、子供時代に読んだ本の知識に対して、本書によって驚かされたことが色々あります。野口英世の業績に関わることもそのひとつでした。 本書は「本書を通して関心の高まった科学者について更に別の文献を探して読む」という楽しみも提供してくれます。 日本の科学者101 (ハンドブック・シリーズ) 関連情報
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「ノーベル賞受賞者・根岸英一博士 名誉館員顕彰記念講演」
元素を操りさまざまな物質をつくりだす「化学」なしには、今の私たちの生活は成り立ちません。今なお、化学によってこれまでにな
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