謎のあの店 1 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)
自分は一生入らないで終わるようなお店の数々に
入店チャレンジされている短編集です。
タイトルを見て連想した「スナック」「小料理屋」「占い店」も
ちゃんと網羅されていて、嬉しくなりました。
緻密な描写に内省感、独特の和風ファンタジー、ちょっぴりオカルト、、、
松本さんの世界が好きな人にはたまらない1冊です。
この巻では「儲けが出てるのか心配になるようなお店」が中心でしたが、
今後は逆に「一般市民には敷居が高い」というような
高級方面のお店のレポートも期待しています。
From The First Touch
名作です。外国人アレンジの爽やかな曲調がまだ声もあどけない松本英子によくマッチして、第一作にして、こんなに完成度の高いアルバムになっています。アルバム中、福山雅治作のスコールだけちょっと異質。それがまたアルバムが一筋縄でいかないことを示しているようで、いいアクセントを与えています。絶対お勧めです。ドライブ中に聴くのも最高!
ちなみに字数が長くて抜けていますが、From the First Touchです。
荒呼吸(1) (ワイドKCモーニング)
そこいらになんてことなくゴロゴロ転がっているもの、
例えばお稲荷さんとかを、
独自の視点でオモシロアヤシク表現する点で秀逸。
それと、ネコとかオキツネなどの描写が
妙に熱意があってステキでした!!
荒呼吸(5)<完> (ワイドKC)
松本英子の作品は読めば読むほど味が出るような気がします。
荒呼吸この巻が最終巻なのがとても残念です。
1巻で描いていたパニック障害の話がこの巻でも出て来ます。
あれ以後どうなったのか気になっていたのでその後の話が読めて良かったです。
飛行機に乗った途端起こったパニック発作。
他人事ながら怖いです。
後お母さんとの旅行話これも良かったです。
じんわり痛い感じ。
松本英子のような漫画家はなかなかいないですね。
緻密に描かれる彼女の世界をこの値段でじっくり味わえるのが贅沢な気分です。