アメリカの鏡・日本 新版
私は、数年前、異国での3年間の海外生活をへて帰国しました。その間、私の中に日本人としてのIDENTITYが奔騰してきたのに手伝い、とくに開国以降の祖国の歴史を悉く学究しなおしたのです。そして、戦後の教育ならびに史観が、いかに祖国を虐げ、そして欧米本意に毒されているのかを知り得たのでした。本著は、私が読破した関連論文の中では、『シナ大陸の真相―1931‐1938』K.カール カワカミ (著), 福井 雄三 (翻訳) とともに、孤高の比類なき、最高峰に位置する名著です。現在、巷間でいわれていることは真実か、あるいは否か?客観的、そして科学的精神をもって歴史を誠実に見、そして当時に共感することができるのか?これこそが、桜井よしこさんも強調されておられるように、今後の祖国の命運を担うのです。全日本人はもちろん、万国の方々に読んでいただきたい、そのような著書、それがヘレン・ミアーズが後世に書き残した本著なのです。
ヒッチコック映画音楽集/「知りすぎた男」他
1996年作品、
バーナード・ハーマン作品をサロネン指揮、ロサンゼルス・フィル演奏でおくる映画音楽集、
この邦盤は品切れですが、輸入盤では通常に購入可能、検索はクラシック・ジャンルでsalonenと入力すれば見つかります、
本CDがちょっとポイント高いとすればサロネンがノーマン・ベイツになったつもりらしいジャケットでしょう、
子どもへのまなざし
筆者が「乳幼児期が大切」と書かれているので、ちょっとおそかったかなあと思いつつ 読みました。
子供が入学して、無事に大きくなってくれた喜びの反面、元気よく育ってくれたものの毎日ガミガミ怒ってばかり。
子供の顔が曇っていることに気がつき、もしかしたらいわなくていいことまで 怒りすぎじゃあないか?私が間違ってる?と 今後の子供との接し方がわからなくなりそうだったので、
自分の評価というか、どうなの 私?というつもりでみてみたら
見事に不安解消 気持ちが楽になり、子供も気がつくほど変わった私。
子供の育て方というより、自分のあり方として読みました。
賢者の書
正直、あまり期待していなかったのですが、本当に良い本でした。
著者に、「ありがとう」と言いたい。
行動が経験を生み、それが良いものに見えようと悪いものに見えようと、
人生に必要不可欠な「ピース」であること。
宇宙を創り出した大いなる力と同じ力が「心」に備わっていること。
自尊心と同じ高さまで「他尊心」も高めていくこと。
賢者の教えが、とても心に入りやすかったです。
実は家族で書店に行った時にファンタジー好きの末娘が
「パパに良い本があるよ」と見つけて、手にとって勧めてくれたのです。
帯には『まったく新しいファンタジー自己啓発書!』とありました。
そのとき既に何か不思議と運命めいたものを感じたのですが、
小説の中身も子供が大人に賢者の教えを伝える内容になっており、感慨深かったです。
もちろん、ファンタジー好きの子ども達にも読ませたいと思います。
自己啓発書を沢山読んで、飽きつつある方にもお勧めできる良書。
(本当に、案外、良書ですよ)
華氏451 [DVD]
1966年のフランソワ・トリュフォー監督のカラー作品。英語版。本を読むことも所持することも禁じられた近未来のお話。アルフレッド・ヒッチコック監督の「めまい」を思い起こさせるバーナード・ハーマンの音楽が秀逸!撮影は、ニコラス・ローグ。当時人気の英国人女優ジュリー・クリスティ−が長い髪の主人公の妻と短い髪の学校教師の2役で出演。停車毎にタラップが下りるモノレールと直立不動の消防士を乗せた赤い消防車が妙に印象に残りました。監督自身が失敗作と言う割には、楽しめました。