ジュリー&ジュリア 商品

ジュリー&ジュリア ジュリー&ジュリア (イソラ文庫)

書店で見て面白そうだったので、映画を観る前にどんな話か確かめようと読んでみました。ジュリア・チャイルドという名前はアメリカの小説で何度かみかけたのですが、調べてみると本当に有名な人なんですね。。。37歳で思い立ってコルドン・ブルーに入学、その後帰国して、フランス料理をアメリカの家庭に紹介しました。とくに、1963年のテレビ番組「フレンチ・シェフ」が有名で、最後に「ジュリア・チャイルドでした。ボナペティ!」という決めゼリフでよく知られているとか。で、そのジュリア・チャイルドが1961年に出した料理本(この本は当時アメリカ中の主婦が持っていたという)にあるレシピ524皿をすべて1年間で作ってみるという挑戦を始めたのが、「ジュリー&ジュリア」の主人公にして本書の著者ジュリー・パウエル。といっても、ジュリーは料理人でも主婦でもなく、結婚している普通のOL。仕事や日常生活や体調不良で行き詰まりを感じて、むきー!となったとき、このジュリア・チャイルドのポテトスープを作って食べたら美味しかったので元気が出たことから「ジュリー&ジュリア」プロジェクトを始めるのです。というわけで、この本ではニューヨークのOL・ジュリーのいろんな日常の場面と、彼女がジュリアの本のフランス料理に挑戦する場面が交互に展開します。ジュリーの毎日は、仕事、人間関係、せまくて騒音がひどい家、そしてなによりダメな自分と、夜中に「わー!」と叫びたくなるような昔の恥ずかしい記憶…と、自分と共通するものが多くて、でもそんな出来事のあとにジュリーが作る料理はほんとうに奥深くて美味しそうで、とても元気をもらいました。なんども繰り返して読みたい大好きな本です。ただし、読むとお腹がすくので注意ですけどね。 ジュリー&ジュリア (イソラ文庫) 関連情報

ジュリー&ジュリア ジュリー&ジュリア [Blu-ray]

「料理」が人生を変えたこと、そして最も良き理解者である夫の存在がそれには不可欠だったこと、ジュリア・チャイルドとジュリー・パウエルにはこの二つが大きな共通点と思います。逆に、“思わず期待してしまう予定調和”が本作にないのは、ジュリーの生きている時代があの9・11の翌年であることと彼女の仕事内容から、エフロン監督はファンタジックな味わいのストーリーだけに、リアリズムは必要と判断したからではないでしょうか。二人の女優の演技は、それぞれに最高です。ストリープがその独特の話し方や雰囲気を徹底するほどに、アダムスがレシピ再現に入れ込むほどに、観る方は感心し、そして心地よい可笑しさに包まれます。ストリープ&トゥッチの“プラダ”コンビ再現も僕にはとても楽しかった。ジュリアにとっての8年の歳月とジュリーの“たった”365日、しかも半世紀隔てた二つの舞台、これを見事に一体化させた監督の手腕に心から拍手を送ります。 ジュリー&ジュリア [Blu-ray] 関連情報

ジュリー&ジュリア 多聴多読マガジン 2010年 02月号 [雑誌]

 相手がいないとなかなか難しい英語アウトプットの練習。特集第一部は、比較的自習しやすい「書く力」の付け方として、英語で手帳や日記をつける、Twitterで呟く、Skypeなどでチャット、を提案。 英語で書かれた手帳の見本、便利な略語集、日記を書くのに便利な表現あれこれ、などはじめの一歩に必要な英語が載っています。 TwitterやSkypeに関しては、アカウントの登録段階から実際のパソコン画面がどうなるか示して丁寧に説明。どんな機能があるのか、友達の作り方の説明もあって、「やってみたいけれど、具体的な操作方法がわかるかしら?」という不安を解消してくれます。初対面や2度目以降の会話に必須な表現実例も載っています。 「覚える」「暗記する」といった旧来の「受け身型英語学習」を脱して、ネットの新機能を利用して自分の生活に英語を取り入れて慣れていく、という新時代にふさわしい英語習得法の提案にはわくわくさせられます。話題のKindleについても、どんな機能を持ったものなのか?の説明だけではなく、英語学習ツールとしての可能性に関して、冷静に分析されています。 第2部は、世界の絵本賞・児童文学賞の説明と受賞作品の紹介。真の良書を選択するために必要な知識が得られます。 新年のスタートにふさわしい大変充実した内容の号です。 多聴多読マガジン 2010年 02月号 [雑誌] 関連情報

ジュリー&ジュリア ドビュッシー:海

 コンセルトヘボウの音色が落ち着いており、テンポもゆっくり、じっくりと楽しめる、ドビュッシーの交響詩”海”。 普通、フランス系のオケや指揮者で聴けば、さらっとしたテンポで(ラテン的?)、オーケストレーションを目立たせるため、下手をすると、ギラギラとうるさい音の集まりになりやすい。それが、ドイツロマン派・古典派の音楽に慣れ親しんでいる方には、気に入らない場合がありますね。この演奏で聴くと、フランス音楽も普通の管弦楽曲!といった印象で、繰り返し聞きたくなる唯一の”海”です。 そして、極めつけは、亡き王女のためのパヴァーヌ。この遅いテンポ(7分50秒!もう小品とは言わせない!)を聴いたら、他の演奏が急いで聞こえてしまい、聴く気がしなくなります。遅いテンポの間を空いているように感じさせない、オケのうまさ、充実感。ジュリーニ、恐るべし、です。この曲を併録の”牧神の午後”と合わせて約20分、リピートにして、是非お楽しみ下さい。(カップリング曲としては最高のマ・メール・ロワも、もちろん美しいですが、これにはたくさんのライバル盤がありますね!) 1995年度レコードアカデミー賞管弦楽部門受賞盤。選曲も、演奏も、全てのクラシックCDのなかでも一、二を争う”癒し”の名盤だと思います。 ドビュッシー:海 関連情報

ジュリー&ジュリア ジュリー&ジュリア [DVD]

ジュリーとジュリアという実在の女性ふたりに共通するのは料理好きはもちろん、ジュリーは作家になる、ジュリアは料理本の出版という大きな夢がある。インターネットが普通になった現代では誰でも気軽にブログで何かを発信でき、ブログから本にという話も多いが、ジュリアの生きた時代は本を出すということはそれはそれは大変なことだったであろう。ジュリアがフランス語のレシピを英語に翻訳し、原稿をタイプで打つ姿からもわかる。外交官の妻で経済的に豊かで、まだ海外旅行が普通でなかったであろう時代に海外へ行って本場のフランス料理を味わうことができたという恵まれた条件があったとはいえ、ジュリアが料理本の出版に費やした労力は大変なものだっただろう。料理やふたりの女性の生き方に目が行きがちだか、この映画は最近のブログから素人が本を出版することへの皮肉めいたものも感じる。ニューヨークのジュリーの住まいは、ピザ屋の二階のアパートで決してきれいとはいえないのだろうが、インテリアやすっきり片付き過ぎていない適度な生活感がよい。ジュリアのパリの住まいは豪華なのは当然だか、私はジュリーの住まいのほうが何故か好きだ。パリの風景をはじめ映像も美しい。人づてにジュリーがジュリアが自分のブログをよく思っていないことを聞く場面があり、そこから何か展開があるかと思いきや、ふたりそれぞれ目標達成でエンディングへ流れ込むところが何かひっつかかるというか‥。しかし、料理、パリニューヨークの風景、ふたりの女性の住まいやインテリアなどのライフスタイルが楽しめて私好みの映画だ。 ジュリー&ジュリア [DVD] 関連情報




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