DREAM PRICE 1000 下田逸郎 セクシィ
彼で無いと描けない&醸し出せない アンニュイなラブソングの世界。例えば 浅川マキ が 唯一無二の世界を作っているように、下田逸郎も またしかり、であり、ハマッた人は 永く根強いファンになると思う。本当は、”飛べない鳥、飛ばない鳥”のアルバムに 本来の彼の世界があるとも思うのだが、このアルバムの頃は 若い女性に より受けるポピュラー性を持たせた、ような気がする。いずれにしろ、セクシー、とか踊り子、とかにより 彼の名前が より広く知られていった訳であり、その意味では、まずは 彼を知る初めてのアルバムとしては、ベストかもしれない。値段も安いし!!笑。
再生
デビュー30周年、円熟の歌唱が心に響きます。
50代になった今も尚、衰えの知らぬ声量に感動を覚えます。
Disc1は、千春自身が「声が素晴らしい」と絶賛のビリー・
バンバン、千春が高校1年生の時初めて人前(学園祭)で
ギターで歌った「私たちの望むものは」、
20年前のTV「ハロー・ミッドナイト」で弾き語りをした「伝道」
が聞きどころでしょうか。
Dsic2は、オリジナルリリース時と同じ譜面(アレンジ)に
よる、ファンはもとより、誰でも聞き慣れた馴染みの楽曲が
続きます。
千春はデビュー10周年(旅立ち)、20周年(風景)と節目に
リテイクアルバムを発表していますが、今回の「再生(Disc2)」
のリテイクがオリジナルアレンジな分、私は一番好きです。
30年も歌ってきて、デビュー曲を当時のキーで歌える歌い手は、
千春以外いるのでしょうか・・・。(小田和正はいけるかな)
とにかくおすすめです。
WHO ARE YOU(紙)
昨年市民イベントに出演いただいた縁もあり、「白い朝」をネットで聞いて購入してみました。予想通りとてもよいアルバムでした。FUNNY COMPANYの後に出た、ソロソロデビュー盤だと思うのですが、後の歌謡ロック的な印象はほとんどなく、肩の力が抜けた名曲ぞろいの名盤だと思います。普段は洋楽ばかり聴いている私ですが、音楽的なバックボーンもしっかりしていて、奇をてらわないバックのさりげないしっかりとした演奏も渋くてカッコよく、久しぶりに発見できた1枚でした。
今聞いても古さを全く感じさせません。イベント終了後会場を後にする際にお礼のあいさつをしたとき、派手な印象とは程遠い、桑名さんの素直で純粋な笑顔がとても印象的でした。阪神大震災から社会貢献なども積極的にされている、そんな彼本来の純粋な人間性がにじみ出たアルバムだと思います。
なかでも、「白い朝」「夜の海」「冬化粧」の3曲がフェイバリットです。 下田逸郎も聴いてみようと思います。
新しい発見があってわくわくします。