みどりのマキバオー 10 (集英社文庫―コミック版)
細かいことを言う前に、お勧めします。
これは至上最高の競馬漫画です。決して色あせることは無いでしょう。
確かに絵柄はギャグマンガっぽく、馬が喋るなど異色な内容です。
しかし、中身はレースに命を懸ける人間たちと馬たちの、壮絶な競馬漫画です。
全体を通して泣ける箇所が5つ以上有り、中にはマキバオーと親しかった人物との別れなど悲しいシーンも多いです。
しかし、読み終わった後には必ず勇気が湧き出てくるような・・そんな漫画です。
この漫画を世に送り出した、つの丸先生及びジャンプの方々に感謝します。
みどりのマキバオー (12) (ジャンプ・コミックス)
事実上の最終巻。
マキバオーとライバルたち、登場人(馬)物すべての想いに決着をつけるべく、いよいよ有馬記念の幕が上がります。
コマ割り、ネーム、画力と、どれも見事にレベルアップし、最高のレースを彩ります。
以下説明不要、読んで泣け!
みどりのマキバオー 4 (集英社文庫―コミック版)
さぁ・・・笑え!これが幻の三冠馬ピーター'Uの弟・アマゴワクチンだ!
だとしたら船橋は・・・地方はなんだ?地方競馬は中央の2軍だと言うのか・・・!!
絶対に抜かせない!!全力を注いで先頭を守り抜くのね!!
そうだ、そうだった・・・ オレは約束しちまったんだ・・・ 無敗のままで世界へ行くと!!
牡馬クラッシックロードの初戦・皐月賞が終わり、次のダービーにチュウ兵衛不在で挑まなくてはいけなくなったマキバオー陣営に必要なのは、マキバオーと菅助のさらなる信頼関係!!
菅助を励ますマキバオーがかわいすぎる1冊です。
つらいめにあった馬こそ人にやさしくなれる。
みどりのマキバオー (16) (ジャンプ・コミックス)
「みどりのマキバオー」という作品は、12巻で(一応)終わりです。
作者のコメントが載っていることから考えても、ここで区切りをつけたかったのでしょう。全てに決着がついたのですから、それ以降は無用な引き伸ばしでしかなく、実際ワールドカップ編は失敗に終わり、中途に打ち切りとなりました。
そして、日本ダービーをダブらせる形で決着となったエルサレムとの勝負の後、作者の無念を現すかのごとく、マキバオーは壊れます。
ですが…
増刊に追加されたファイナルエピソード。最終話「終わらない!」をつの丸氏は書きあげました。これはたんなる後日談ではありません。なぜ作者はこのエピソードを加えたのかは、実際にあなたが読んで確かめてください。
みどりのマキバオー 3 (集英社文庫―コミック版)
それよりお前ら・・・
オレの走りを真似してるようだが・・・
あれは生まれつきの特殊な走法・・・
練習したところで無駄だ・・・
真似は出来ねぇよ・・・
速く走りたいのならお前の生まれつきの走りを大事にしな
朝日杯3歳S決着し、年をあけて4歳になりマキバオーはモンゴルへと特訓に。
そのモンゴル修行からスプリングS決着までが収録されています。
モンゴルでの修行中のマキバオーはすごくかっこいいです!
あと、今回新たに登場するのはモンゴルで出会った“天馬”ツァビデルと“浪速の超特急”モーリーアローに地方競馬の雄・サトミアマゾンです。
あと、モーリーアローはデビューを前にして生産牧場が倒産したので表彰式は生産者の台に誰もいないって設定なんですけど、これはタマモクロスと一緒ですね。
これは何か関係あるんですかね。