知ってなおす 世界で一番やさしい心筋梗塞 (知ってなおすシリーズ)
図書館で借りて読みました。
「世界で一番やさしい心筋梗塞」とのタイトル通り、
全編がマンガで構成され、ストーリー性のあるものなので
頭に入ってきやすいですし、内容も頭に残ります。
聞き慣れない言葉や難しい医学用語などは、
ワンポイント的に文章で説明もあります。
心筋梗塞なんて、全く関係ない方にとっては
文章で読んでもあまりピンとこないですよね。
でもこの本は、普通のマンガを読む感覚で知らない病気を
分かりやすく知ることができます。
著書の先生も述べてらっしゃいますが、
将来患うかもしれない病気を知っておくために、
こういうマンガで紹介してくれるツールが
これからも増えることを願います。
誰にでもお奨めできる本ですが、
特に中年以降の働き盛りのサラリーマンの方や
そのご家族にはぜひ読んでもらいたいです。
狭心症・心筋梗塞―正しい治療がわかる本 (EBMシリーズ)
家族が狭心症になり、即入院になりました。
担当医の先生は、誠実な方でしたが、とても早口で
説明されたことの30%ぐらいしか 私には理解できませんでした。
この本は心筋梗塞や狭心症のタイプ別に
診察→検査→治療→薬物療法→退院後の診察の順をおって
基本的な事柄を説明してくれます。
これで治療の先行きが理解でき、私の不安は随分解消されました。
医師が「左回旋枝(ひだりかいせんし)」と言っても 素人にはチンプンカンプン。
でも『第4章 病気に対する正しい知識』を読めば、心臓に張り巡らされた冠動脈の一本のことだと
サクッと理解できます。その重要性も。
他にも2,3冊本を読みましたがこの本が一番、簡潔でわかりやすかった。
時間のない方も、読み切れる分量です。
表紙は医学書のような体裁ですが、文章は読みやすく
内容は専門的で最新の情報を含んでいます。
心筋梗塞・狭心症で 最初に読む本として最適と感じます。
名医の図解 狭心症・心筋梗塞の最新治療と発作を防ぐ安心読本
2008年11月、急性心筋梗塞を患いました。これから一生薬を飲み続けなければなりません。
そこで心筋梗塞の最新治療、再発防止、リハビリ等が分かりやすく記載されている本を探しましたが年代が少々古かったり、自分の意図した内容ではなかったりした本が大多数でした。
そんな中で本書と出会い感動しました。まさにタイトルの安心読本で最新治療や再発防止等が分かりやすい図解入りで説明されています。同病で本をお探しの方是非一読あれ!名医の図解 狭心症・心筋梗塞の最新治療と発作を防ぐ安心読本 (名医の図解)