現代用語の基礎体力 DVD-BOX
子供のころなのでどっちが先か覚えてないけど、ムイミダスという番組もこのメンバーでやってて、夜更かしして見てました。ムイミダスは本当におもしろかった!この番組も数回見た記憶があります。はっきり覚えてるのがないんで、買います!
びわ湖ホール オペラをつくる―創造し発信する劇場 (シリーズ「アーツマネジメント」)
びわ湖ホ−ルで働くスタッフたちの手によって取りまとめられた現場発の書物で、
ア−ツマネ−ジメント・ シリーズの第5弾として刊行されています。
正式名称は「滋賀県立芸術劇場びわ湖ホ−ル」で県立の公共施設です。
ややもする行政批判の矢面にされがちな「ハコモノ」。
これに対して、この本は、はっきりと答えを出しているといえましょう。
いろいろ細部にわたる紹介されていますが、中でも興味深かったのが、
同ホ−ル専属声楽アンサンブル誕生の経緯について触れていたところです。
オ−ケストラ、歌手、合唱団、バレエ団などの実演者集団が、
衣装、かつら、靴、大道具、小道具をつくるスタッフとともに常勤する
「ハウス」となっていヨ−ロッパのオペラハウスようにフル装備することは現実離れをしている。
そこで、オ−ケストラ、演劇、合唱などの専属集団について検討する会議を設けて議論を重ねたそうです。
その結果、関西ではオ−ケストラについては、
・すでに長く続けている伝統ある団体が複数あること
・規模の小さい自治体で一つのオ−ケストラを持つことは過重である
という判断から、オペラ上演にとって不可欠で、合唱の核となり、
ソロとしても活動できる「声楽集団」を専属に持つということになったそうです。
これからの関西の合唱音楽を牽引する役割を担ってくれることを期待したいものです。
<創造し発信する場としての劇場>
このホ−ルのコンセプトであると同時に、他の類似施設のこれからのありようを示すものだともいえるでしょう。
ハナシをノベル!! 花見の巻
作家たちによる新作落語の本ですが、古典落語オンリーの人間にも楽しめ、落語に興味のない人は短編小説として読めばいいと思います。
作品の出来不出来に差はあるかと思いますが、古典はちょっとという人は入門編として買ってみるのもいいかも。