土壌酸度計 A
ハウスの土壌用に購入しました。 以前は普及センターかJAで計ってもらってましたが、手軽に計測したかったので。 もっと安い金属棒が2本出てるのを簡易的に使ってましたが数字が後日測ったのとは違いすぎて信用できませんでした。 これは使ってみると結構数字も安定してて、直近で測った値とほぼ同じなので正確だと思います。 取り扱い説明書も丁寧で分かりやすい。さすが日本製だと思いました。 年に何度も種蒔きや定植をする方には必需品です。
リターン・トゥ・イノセンス
初めてこの曲を耳にしたときには涙が自然と流れ落ちました。
エニグマの中でも暗いイメージを払拭させ、コーラスではない声の入った新鮮さ・・・。人間の声ではなくなく『天使の声』ということに納得させられた曲です。
人間は生きていく中で誕生の瞬間から物事を感じること、人とのふれ合い、どんなに自分が弱くとも周囲の人から影響を受けて生きていくことできる。
人は一人で生きているのではない・・・そう天使に悟される気持ちになれます。
ミミズの話
著書のエイミィ・スチュアートは大学院で地域計画とコミュニティの修士号を取得している。
この本の主役であるミミズの専門家でも、生態学者でもない。だからなのかもしれないが、学術的な文章ではなく、女性や子供でもわかりやすく、しかも何とも暖かい文章で書かれているのが印象深い。学者顔負けの好奇心、知識欲、観察力には感服した。いつも地中の中にいて、嫌われがちなミミズが、こんなに愛らしく、しかも彼らの働きは想像出来ないほどすごい。生態系まで変えてしまう可能性を秘めている。近年はミミズを使い、生ゴミのコンポストや、有機農法も注目されている。しかし、その反面森林内の気候まで変えてしまっている事実も述べている。
地上の生き物や植物は観察、注目されるが、いつも地中で、光を嫌うミミズ、著者は地中の生態系に関して研究がもっと必要ではないかとも述べている。例えば、地中で活躍をしているミミズのような生物がいなくなってしまえば土壌の生態系が保つことは不可能である。結果、食物が育たなくなり、必要不可欠な水の悪い影響が出てくれば、私達は生きてはいけないのだ。そのくらいスゴイ生き物なのだ。
あのダーウィンもミミズに魅了されていたことには驚いた。
この本を読んだ後は、誰でもミミズに愛着を持つことは間違いないだろう
ちなみに私もミミズを飼っている。そのミミズ達がより愛おしくなってきた。
不耕起でよみがえる
多くの皆さんと同じように、テレビで釘付けとなり、この本を読み、ついに自然塾耕にまで導いていただきました。
この本には、すべてが網羅されているので、この本を繰り返し読むだけでも、もう立派な不耕起の稲作りが実践できるはずです。
(私は、まだ挑戦しておりませんが。)
ただ、この本はただのハウツー本ではなく、資源を残し、(循環し)環境を日本だけでなく、地球規模で救えるヒントが書かれています。
その志の素晴らしさに感服します。
こんなに、素晴らしい農法が なぜまだ 日本で2000人の農家にしか支持されないのか・・?
ここに、日本の農業システムの難しさがあると感じました。
食料危機がやってきた時、この本の(岩澤先生の)偉大さにはじめて気づくのでしょうか。
遅きに失しないうちに、スタートしたい!・・・。
農業をまったく知らない私にも、そんな熱い炎を燃え上がらせてくれた本 です。
究極の田んぼ
たしかに、近代農業は、耕起を前提にすることによって、面積あたりの収量は増え、生産管理は容易になり、市場に出すための安定した品質の作物の生産はやりやすくなりました。
しかし、単一作付け・多投入型の近代農法の普及と機械化の進行によって、作土のみをコントロールすることが主流となった現在、過度の耕耘によって形成される、耕盤と呼ばれる毛管層と作土を分断して、植物の根を通さない硬い土の層によっておこる農地の劣化の問題や、投入資材の大量化、残留による土壌障害の問題が大きくなってきました。
このような近代農法が、今、限界に達しつつあるのではないでしょうか。
今後は、生物群が織り成す物質循環を維持しながら、最小限のエネルギー投入で、しかも安全な作物を作っていくのが、地球環境のためにもよいし、これからの人々の期待の中心になっていくと思われます。
それを具体的に実践していく上で、「不耕起栽培」という手法は、十分検討に値する農法なのではないでしょうか。
少なくとも「耕起するのがあたりまえ」という固定観念は一旦捨てて、不耕起も農法の選択肢の一つとして考えてみる必要があるでしょう。
この本は、その具体的な実践事例として非常に貴重です。